稲城市議会 > 2022-03-17 >
令和4年予算特別委員会建設環境分科会 本文 開催日: 2022-03-17
令和4年予算特別委員会建設環境分科会 名簿 開催日: 2022-03-17

  • "地産地消"(/)
ツイート シェア
  1. 稲城市議会 2022-03-17
    令和4年予算特別委員会建設環境分科会 本文 開催日: 2022-03-17


    取得元: 稲城市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                午前9時30分 開議 ◯ 梶浦分科会主査 ただいまから予算特別委員会建設環境分科会を開きます。  初めに、日程1、第10号議案 令和4年度東京都稲城市一般会計予算の市民部の所管に関する部分から、日程3、第14号議案 令和4年度東京都稲城市後期高齢者医療特別会計予算までの3件を一括議題といたします。  質疑の方法については一問一答方式で、再質疑は2回までとなっております。質疑の際は、着座で、予算書名、ページ数、費目を言い、簡明にするようお願いいたします。  これより質疑に入ります。質疑・意見のある方は挙手を願います。角田分科員。 2 ◯ 角田分科員 おはようございます。質問の前に一言、昨夜の地震は大変驚きました。11年前の東日本大震災のことを思い出しましたが、今朝のニュースでも各地で停電や断水、火災や脱線などの被害を報じていましたので、稲城市の市民生活への影響が心配でしたが、副市長から朝一番に報告がありまして、特段、稲城市は被害がなかったということなので安心しました。  それでは、質問に入ります。予算書20ページ、議案概要説明書4ページ、市民税について。  令和4年度予算の市民税が令和3年度に比較して大きく増えている要因については、さっきの梶浦分科員の予算総括質疑によると、1件当たりの納税額が令和3年度の予算と実績見込みを比較すると、実績見込みが想定より増えているためとのことです。  では、令和4年度予算と令和3年度とを比較して、個人及び法人市民税、それぞれどのくらいの増額を見込んでいるのか伺います。 3 ◯ 梶浦分科会主査 課税課長。 4 ◯ 安藝課税課長 おはようございます。それでは、答弁させていただきます。  令和4年度予算と令和3年度予算との比較で、納税義務者1人及び1件当たりの平均納税額につきましては、まず、個人市民税の令和3年度の予算積算時の想定では約13万8,800円を見込んでおりました。令和4年度の積算では約15万3,300円、その差が1万4,500円、約10.5%の増額を見込んでおります。  また、法人市民税の法人割では、令和3年度の予算積算時の想定では32万3,000円を見込んでおりました。令和4年度の積算では約39万9,500円、その差7万6,200円、約23.7%の増額を見込んでおります。 5 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。岡田分科員。 6 ◯ 岡田分科員 それでは、今、角田分科員と同じところで、ページは19、20ページ、概要は4ページということで、市税の関係の個人市民税と法人市民税の質疑が角田分科員のほうからありました。代表質問、それから総括質疑でもずっと伝えてきましたが、昨年よりも個人市民税で10.8%増、法人市民税で7.4%の増ということで、今1人当たりの計算も出していただいたわけですが、改めて、2年前からコロナの影響で税収も落ち込むんじゃないかと、こういうことで、昨年、厳しい状況になるんじゃないかというところだったわけですが、今年の予算では大分税収も、個人市民税も法人市民税も増えそうだというところで、説明してきていただいていますが、改めて実態として、積算に当たってこの数字を1人当たりで見ると個人で約15万3,000円、それから法人市民税で言うと約39万9,000円という回答でしたが、そこら辺の積算の基本的な考え方をもう一度お聞きしたいと思います。 7 ◯ 梶浦分科会主査 課税課長。 8 ◯ 安藝課税課長 個人市民税に関しましては、令和3年度の決算見込みを出しまして、令和4年度のほうにそのまま反映して積算しているところでございます。  同じように、法人市民税のほうもそれぞれ決算見込みを計算しまして、法人の数で割り返したところでやっておりますけど、コロナの影響というのがそれほど、想定より少なかったということで、そのまま令和3年度の決算見込みを令和4年度のほうに反映しているという考えでございます。 9 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 10 ◯ 岡田分科員 今回、個人市民税、法人市民税、全体的に増えているというのは全体的にはよかったなというふうに考えているんですが、改めて市民生活全体というのを見る必要もあると思うんですが、やっぱりコロナ禍、長期化する中で、この間で言うと様々、福祉関係ですとか、それから経済課の関係で事業者の支援とか、そういうことが必要になっているという状況もやっぱりあって、市民生活の中ではまだまだ厳しい市民生活をされている市民の方や、厳しい状況にある事業者の方も多いという状況も続いていると思うんですが、その辺、課税課のほうではどのように認識されているのかお聞きしたいと思います。
    11 ◯ 梶浦分科会主査 課税課長。 12 ◯ 安藝課税課長 この1人当たりの平均とか1件当たりの法人の納税額というのは、あくまで平均なので、全体的な、基本的には個人の方も増えた人もいれば減った人もいると思うので、一概に市民生活全体を言うのは、課税課のほうでは考えておりません。 13 ◯ 梶浦分科会主査 暫時休憩いたします。                                午前9時38分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前9時42分 開議 14 ◯ 梶浦分科会主査 再開いたします。  続けてお願いします。 15 ◯ 安藝課税課長 貴重なお時間、大変申し訳ございませんでした。ただいまの答弁を訂正させていただきます。  積算に関しましては、基本的に個人、法人、それぞれ平均的なものを出して、市民生活のほうを全体を反映しまして積算しているところでございます。 16 ◯ 梶浦分科会主査 市民部長。 17 ◯ 小林市民部長 私のほうからちょっと補足をさせていただきます。  令和4年度の予算の計上につきましては、課税課長からも説明がありましたように、令和3年度の実績を基に積算をしております。令和3年度は御存じのとおり、市民生活、苦しい方も、当然、法人もいらっしゃるかと思いますので、そういった方の所得も加味しました令和3年度の所得を基に、令和4年度を積算しているものでございます。 18 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 19 ◯ 岡田分科員 全体として、個人市民税、法人市民税、増えているという状況ですが、やはりそれぞれ市民や事業者の方によって状況も違うので、市民生活、稲城市、行政全体としても、よく目を配りながら、暮らしを、福祉を大事にする、そういう姿勢で取り組んでいっていただきたいと思います。  以上、意見です。 20 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。佐藤分科員。 21 ◯ 佐藤分科員 よろしくお願いいたします。予算書の40ページ、41ページ、重症化予防事業委託について伺います。  予算総括質疑で同党のつのじ委員が事業の概要を伺ったところでございますが……。 22 ◯ 梶浦分科会主査 暫時休憩いたします。                                午前9時44分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前9時45分 開議 23 ◯ 梶浦分科会主査 再開いたします。 24 ◯ 佐藤分科員 国民健康保険事業特別会計予算、予算書の40ページ、41ページ、重症化予防事業委託について伺います。  予算総括質疑におきまして同党のつのじ委員が事業の概要を伺ったところでございますが、令和4年度は対象者数を拡大して実施するとの御答弁でございました。私からは、対象者数を拡大した理由についてお伺いさせていただきます。 25 ◯ 梶浦分科会主査 保険年金課長。 26 ◯ 柴田保険年金課長 対象者数を拡大した理由につきましては、令和2年度まで特定健康診査の結果から、糖尿病性腎症等重症化予防指導プログラム実施の基準となりますヘモグロビンA1cの値7.0%以上の被保険者に対し、お知らせを送付しておりました。  令和3年度より申込者数の増加を図るため、基準を6.5%以上に引き下げましたところ、申込者が47人まで増加し、想定の上限である26人を対象に事業を実施したところでございます。  このことに加えまして、稲城市国民健康保険運営協議会からの答申において、さらなる健康の保持・増進に向けた取組に努めることを求めるとの附帯意見が付されたことを受けまして、対象者数を拡大したものでございます。 27 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 28 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。つのじ委員はこれまで当該事業の拡充を求めてまいりました。そのことからも、当該事業が対象者数を拡大して実施されることを高く評価いたします。  さて、ただいまの御答弁で対象者数を拡大した理由は分かりました。それでは、拡大を予定している対象者数を伺います。 29 ◯ 梶浦分科会主査 保険年金課長。 30 ◯ 柴田保険年金課長 拡大を予定している対象者数につきましては55人でございます。令和3年度予算における上限の対象者数26人から29人の増加を図ったものでございます。 31 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 32 ◯ 佐藤分科員 大幅な増加であることを確認させていただきました。改めて評価をさせていただきます。  人生100年時代の充実には、健康寿命を延ばすことが求められます。そのことからも、当該事業の意義は大変大きいものと認識しております。  再々質問でございますが、令和4年度予算額1,207万3,000円は、令和3年度予算額593万3,000円から614万円の大きな増額となっております。この財源がどうなっているのかお伺いさせていただきます。 33 ◯ 梶浦分科会主査 保険年金課長。 34 ◯ 柴田保険年金課長 財源につきましては、全額特定財源で賄われます。都支出金の保険給付費等交付金、こちらの保険者努力支援分で事業費の5分の4、同じく特別調整交付金分(市町村分)で事業費の5分の1の財源を確保いたします。 35 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。角田分科員。 36 ◯ 角田分科員 一般会計予算書133ページ、134ページに、令和3年度予算にはなかったコンビニ収納eL-TAX準備業務委託41万1,000円とありますが、業務委託の内容について伺います。 37 ◯ 梶浦分科会主査 収納課長。 38 ◯ 出口収納課長 コンビニ収納eL-TAX準備業務委託の内容につきまして御答弁させていただきます。  eLTAXとは地方税ポータルシステムの呼称で、インターネットを利用して電子的に申告や納税などを行うシステムのことで、令和元年10月1日よりeLTAXを用いた地方税共通納税が法人市民税、市・都民税の特別徴収、退職所得に関わる市・都民税を対象税目として開始しております。  eLTAXは、令和5年度課税分より対象税目の拡大が図られる予定となっていることから、その準備業務を予算計上させていただいたところでございます。 39 ◯ 梶浦分科会主査 角田分科員。 40 ◯ 角田分科員 再質問です。令和5年度課税分よりeLTAXの対象税目拡大が図られるということですが、拡大される予定の税目は何税なのか伺います。また、準備業務について具体的にお聞かせください。 41 ◯ 梶浦分科会主査 収納課長。 42 ◯ 出口収納課長 令和5年度より拡大が予定されている税目につきましては、固定資産税、都市計画税、軽自動車税の種別割でございます。  次に、準備業務の詳細につきましては、現在の納付書に印刷されているコンビニ納付及びスマホ決済アプリ用のバーコードの隣にeLTAX用のQRコードを追加して印刷することで、読み取りに影響を及ぼさないことを確認するものでございます。 43 ◯ 梶浦分科会主査 角田分科員。 44 ◯ 角田分科員 稲城市においても、令和2年12月にスマートフォン決済アプリによる納付が開始されましたが、近年、新型コロナウイルス感染症拡大を踏まえた新しい生活様式が求められるなど、税・公金収納を取り巻く環境は大きく変化しています。今後も納税者が納めやすく、利便性の高い、よりよい納付環境を構築していただきたいと思います。意見です。 45 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。岡田分科員。 46 ◯ 岡田分科員 それでは、国保の特別会計で、先ほどの佐藤分科員が質疑をされていた重症化予防の関連で質問したいと思います。  先ほどの質疑で、対象者数を拡大して、前年の26人から55人にして対応しようということと、財源は特定財源で対応していくということなど分かりました。  まず、改めてこの重症化予防事業、重要だと思うんですが、この事業の内容と、それから委託料については1,207万3,000円ということなんですが、この委託料の積算の根拠についてお聞きしたいと思います。 47 ◯ 梶浦分科会主査 保険年金課長。 48 ◯ 柴田保険年金課長 まず、重症化予防事業委託、こちらの目的でございますが、糖尿病が重症化するリスクの高い被保険者を対象に、糖尿病性腎症等重症化予防指導プログラムを実施することで、自分で体調管理ができるよう促し、腎不全、人工透析への移行防止の契機とする事業でございます。  こちらの積算の内容につきましては、先ほど申しました55人の対象者に対しまして、軽中度の対象者44人、こちらに最大で面談2回、電話6回のアプローチをかけて指導していく、こちらの内訳が851万8,400円。  中高度の対象者、こちら9人に対しまして、最大で面談2回、電話10回で指導していく、こちらが210万8,700円。  高度の対象者、最大で面談3回、電話9回の指導をかけてまいりますが、こちらの対象者が2人、また前年のプログラム修了者へのフォローアップも行っていくと、こちらが23万7,600円と、こういったもので積算をしてございます。 49 ◯ 梶浦分科会主査 暫時休憩いたします。                                午前9時56分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前9時56分 開議 50 ◯ 梶浦分科会主査 再開いたします。  岡田分科員。 51 ◯ 岡田分科員 ということで回答いただきました。  この事業、私どもも重要だというふうに考えているところなんですが、実態としてこの間、取り組んできたということで、この事業による効果を市としてはどのように認識しているのかお聞きしたいと思います。 52 ◯ 梶浦分科会主査 保険年金課長。 53 ◯ 柴田保険年金課長 こちらの事業実施の効果でございます。  まず、こちらの事業が腎不全ですとか人工透析の移行防止、こちら、御本人も人工透析になりますと、週に2回ですとか3回ですとか、そういった通院を伴う非常に大変な病気でございますので、こういったものの移行を未然に防ぎたいという形でやってございます。  こういった事業ですので、成果としては、中期的、長期的に稲城市の疾病の構造を分析して、そこで結果が出てくるのかなという部分がございます。  短期的な部分で申しますと、こういった指導をかけた被保険者の方が、自分がこういった重大な病気になるリスクを持っていることを認識していないような方もいらっしゃいまして、そういった方にアプローチをすることで、しっかりとまず現状に対する予防、そういった生活習慣を身につけていただいて、体調の改善、悪化の防止になっていると認識してございます。 54 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 55 ◯ 岡田分科員 ありがとうございます。やはり病気の重症化を予防するというのは非常に大事な取組で、人工透析を未然に防ぐですとか、短期的に見るとリスク認知そのものをするということで、いわゆる健診そのものを受けること自身が非常に大事なところからスタートしていくということだというふうに思います。  今回、55人を対象にして対応していこうということで、やっぱりこの指導プログラムを受けてもらうことが重要だと思うんですが、健診も行かなければ受けないということになってしまって、知らないうちに病気が悪化したりということになると思うんですけど、この辺の指導プログラムを対象の方々にみんな受けてもらうような取組としてやっていく辺りの姿勢についてお聞きしたいと思います。 56 ◯ 梶浦分科会主査 保険年金課長。 57 ◯ 柴田保険年金課長 まず、こちらの重症化予防事業の受診の勧奨、また特定健診、保健指導についても同様でございますが、まず受けていただくこと、こちらが非常に重要だと認識してございます。  こちら、日々の業務という部分でもございますが、まず職員とともに日々考えながら取り組んでいるのは、いかに分かりやすくお知らせするか、またどういった機会を利用してお知らせしていくか、そういったことを工夫しながら、今年度も事業に取り組んでまいりました。  令和4年度につきましても、なるべく分かりやすいお知らせ、本人が受けようと思うお知らせ、そして様々な機会を捉えたお知らせ、そういったものを模索しながら事業を実施してまいりたいと考えております。 58 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。佐藤分科員。 59 ◯ 佐藤分科員 それでは、予算書の19ページから24ページまでの市税の滞納繰越分についてお伺いさせていただきます。  令和4年度予算の調定見込額を令和3年度の額と比べてみますと、法人市民税以外はやや増加していることが分かります。滞納繰越分の調定見込額が令和3年度と比較してどうなっているのか、またその増減の要因についてお伺いさせていただきます。 60 ◯ 梶浦分科会主査 収納課長。 61 ◯ 出口収納課長 市税滞納繰越分の調定見込額につきましては、令和4年度は2億14万2,000円で、令和3年度と比べますと1,367万6,000円、率にして7.3%増加しております。  その要因といたしましては、令和2年度の新型コロナウイルス感染症に係る徴収猶予の特例の未納額約480万円もその一因でございます。  なお、徴収猶予の特例につきましては、猶予決定額1億4,644万8,883円の約97%に当たる1億4,165万607円が納付されているところでございます。 62 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 63 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。滞納繰越分の調定見込額が増加している要因として、徴収猶予の特例の影響があったということが確認できました。  市税は自主財源の根幹をなすものであります。持続可能な行財政運営に欠くことのできない重要な財源であると考えます。  また、きちんと税金を納めている市民の皆様が不公平だと感じることがないよう、引き続き収納率の向上に努めていただきたいと思います。  そこで、令和4年度の滞納整理に取り組む姿勢についてお伺いさせていただきます。 64 ◯ 梶浦分科会主査 収納課長。 65 ◯ 出口収納課長 大多数の市民の皆さんには御理解と御協力を賜り、納期内に納税していただいております。  令和4年度につきましても、適正かつ公平な徴収を実現するため、納期内収納の確保に努めるとともに、滞納となったものについては、納税者の個々の実情を踏まえながら、法令に基づき、滞納処分を実施するなどして確実な徴収に努めてまいりたいと考えております。 66 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 67 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。市民の皆様の御理解と収納課の皆様の御尽力による収納業務に対し、まずは感謝を申し上げます。長引くコロナ禍におきましては、市民の皆様に寄り添った御対応を今後ともよろしくお願い申し上げます。意見です。
    68 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。岡田分科員。 69 ◯ 岡田分科員 それでは、特別会計の国保で同じく聞きたいと思うんですが、同じく40ページなんですが、40ページ、41ページということで特定健康診査委託6,610万円について聞きたいと思うんですが、まず、改めて特定健診、生活習慣病を予防するという点で大事だということで、議会でもお話しさせていただいてきていますが、まず事業の基本的な内容と、それからこの6,610万円の積算根拠、内容についてお聞きしたいと思います。 70 ◯ 梶浦分科会主査 保険年金課長。 71 ◯ 柴田保険年金課長 特定健康診査、また特定保健指導も制度的に一体になってございますが、こちらは平成20年4月から施行された高齢者の医療の確保に関する法律に基づいて行われるもので、保険者は40歳から74歳までの加入者を対象として、内臓脂肪型肥満に着目した検査項目での健康診査を行い、こちらが特定健康診査ですね、その結果により、健康の保持に努める必要がある者に対し、毎年度、計画的に保健指導、こちらが特定保健指導を実施する、こういったスキームの事業でございます。  まず、対象者は当該年の4月1日における加入者でございます。当該年度において40歳以上75歳以下の年齢に達する者、こちら、検査項目は既往歴、自覚症状、他覚症状、身長、体重、腹囲の検査、BMIの測定、血圧の測定、GOT、GPT、γ-GTPの検査、中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロールの量の検査、血糖検査、尿中の糖、たんぱくの有無の検査等となってございます。  積算の内容につきましては、まず令和4年度の対象者、こちらは年齢的な対象者ですね、1万2,098人を想定してございます。こちら、受診率を50%と想定しまして、6,049人が受診するものと見込んでおります。  こちらの対象者に対しまして、医師会で受診する方が70%、市立病院で受診される方が30%と見込みまして、それぞれの単価、市立病院とクリニックさんですと点数に違いがあったりしますので、そういった部分を加味して積算した金額が6,610万円となってございます。 72 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 73 ◯ 岡田分科員 それでは、再質問ですが、まず6,610万円が令和4年度予算ということですが、令和3年の1年前の予算の時点では7,218万4,000円だったと思うんですが、これが減になっている理由についてお聞きしたいのと、あと、先ほどの重症化予防もそうですが、やっぱり受けていただく方を増やすということが非常に重要なんですが、50%の方が受診をされるという見込みということなんですが、この間の受診者の実績、受診率ですかね。あと、市としてはどういう受診率の目標を持って取り組んでいるのかという辺りについてお聞きしたいと思います。 74 ◯ 梶浦分科会主査 保険年金課長。 75 ◯ 柴田保険年金課長 まず、予算が減となっている理由でございますが、全般的に委託単価自体は据え置かれてございます。減要因としましては、こちらの中で医師が必要な場合に行う眼底検査の件数、こちらを精査したことに伴う減が大きく影響しております。  また、目標につきましては、将来的には50%を超えて伸ばしていきたいのは当然でございますが、コロナの影響も加味しつつ、まず令和4年度については、こちらの50%という目標をまずクリアしたいなというふうに考えてございます。 76 ◯ 梶浦分科会主査 暫時休憩いたします。                                午前10時9分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前10時12分 開議 77 ◯ 梶浦分科会主査 再開いたします。  発言の訂正の申出がありますので、これを許します。課税課長。 78 ◯ 安藝課税課長 貴重な時間、申し訳ございません。先ほど角田分科員の質問にお答えいたしました内容につきまして訂正させていただきます。  法人市民税の法人税割の令和3年度の想定32万3,000円と、令和4年度の見込み39万9,500円との差額を7万6,200円とお答えしましたが、正しくは7万6,500円でございます。申し訳ございませんでした。 79 ◯ 梶浦分科会主査 暫時休憩いたします。                                午前10時13分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前10時18分 開議 80 ◯ 梶浦分科会主査 再開いたします。  保険年金課長。 81 ◯ 柴田保険年金課長 貴重なお時間をいただきまして申し訳ございませんでした。  特定健康診査の受診率でございます。こちら、直近で数値が出ておりますのが令和2年度が最新となりますので、令和2年度の受診率、こちらが46.7%、平成31年度、こちらは50%、平成30年度が53.9%となってございます。 82 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 83 ◯ 岡田分科員 ありがとうございました。再々質問なんですが、今やっぱり受診率を見ると、平成30、それから31、令和2年とだんだん落ちてきているじゃないですか。やっぱりなかなか足が遠のいてしまうという方も多いと思うんだけど、1つは、コロナの要因というのがやっぱり大きいのかなと思うので、コロナでちょっと落ち込んでいる、受診者数、受診率が落ち込んできているのかなと思うんですが、その辺の認識と、そうはいっても、より多くの人に受診してもらうことが生活習慣病の予防にもなりますし、健康で暮らしていけるという、そういう市民にとって重要な取組だと思うので、この受診率を上げていくための取組が重要だと思うんですが、令和4年度にどのように取り組んでいくのかお聞きしたいと思います。 84 ◯ 梶浦分科会主査 保険年金課長。 85 ◯ 柴田保険年金課長 まず、分科員の御質問にございましたとおり、新型コロナウイルス感染症の影響、こちらは非常に大きいものがあると認識してございます。まず、こちらの特定健康診査、どうしても受診するのが医療機関、市内の医師会のクリニックであったり、稲城市立病院の健診外来等であったりというような部分がございまして、どうしても、まずワクチン接種、また発熱外来ですとかPCR検査、そういった患者さんも優先で市内の医療機関の皆さんに対応していただいてございますので、どうしても健診の受診率に影響が出てくる。また、被保険者自身も不要不急の外出の自粛という部分で、こちら、被保険者御自身の価値観という部分はあろうかと思いますが、やはりちょっと足が遠のいてしまう、そういった影響もあろうかと認識してございます。  先ほど重症化予防事業のところでも御答弁しましたとおり、とはいっても、やはり生活習慣病の予防のためには、まず特定健診を受けていただいてということが非常に重要でございますので、なるべく被保険者の方々に受診する気になっていただく、受診しようと思っていただけるような周知、そういったものに令和4年度、取り組んでまいりたいと考えております。 86 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 87 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに質疑・意見がありませんので、以上で質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。                                午前10時22分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前10時33分 開議 88 ◯ 梶浦分科会主査 休憩前に引き続き分科会を開きます。  次に、日程4、第10号議案 令和4年度東京都稲城市一般会計予算の産業文化スポーツ部及び農業委員会の所管に関する部分を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑・意見のある方は挙手を願います。佐藤分科員。 89 ◯ 佐藤分科員 どうぞよろしくお願いいたします。予算書96ページ、人権啓発事業について伺います。  この事業は昨年度までなかったと思いますが、どのような事業を予定しているのかお伺いさせていただきます。 90 ◯ 梶浦分科会主査 市民協働課長。 91 ◯ 笠松市民協働課長 人権啓発事業につきましては、多摩西人権啓発活動地域ネットワーク協議会が、毎年度、構成市の持ち回りで実施をしております、「子どもからの人権メッセージ発表会」につきまして、令和4年度は稲城市が開催市となるため、実施するものでございます。 92 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 93 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。ただいまの御答弁にありました、「子どもからの人権メッセージ発表会」、これの目的についてお伺いいたします。 94 ◯ 梶浦分科会主査 市民協働課長。 95 ◯ 笠松市民協働課長 「子どもからの人権メッセージ発表会」の目的につきましては、子供たちが人権メッセージを考える過程で、日常生活や友人関係等につきまして深く考えることで、人権に関する新たな認識や、理論的な思考を得ることができるとともに、大人も発表会を通じまして、子供たちが今生きている社会について理解をする機会となることを目的とするものでございます。 96 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 97 ◯ 佐藤分科員 共生社会実現のためにも、人権の啓発や教育は大変重要であると考えます。そのことからも、「子どもからの人権メッセージ発表会」は、子供たちにとり、とても貴重な機会であると考えます。  それでは最後に、「子どもからの人権メッセージ発表会」の内容についてお伺いいたします。 98 ◯ 梶浦分科会主査 市民協働課長。 99 ◯ 笠松市民協働課長 「子どもからの人権メッセージ発表会」の内容につきましては、多摩西人権啓発活動地域ネットワーク協議会の構成市が9市あるんですけれども、9市のうち、稲城市を除く8市から選ばれました児童と、今回稲城市が開催地となりますので、稲城市からは、市内の全小学校から選ばれた児童によりまして、基本的人権の大切さ、また、日常生活の体験を基にまとめました考えをメッセージとして発表するものでございます。 100 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。武田分科員。 101 ◯ 武田分科員 お願いします。予算書の96ページ、今、佐藤分科員から目的や内容というのを御質問ありましたが、今回の人権啓発事業について、私のほうからは予算の内訳をお伺いしたいと思います。 102 ◯ 梶浦分科会主査 市民協働課長。 103 ◯ 笠松市民協働課長 人権啓発活動の予算の内訳につきましては、発表や司会を行う児童や、手話通訳などの謝礼といたしまして、11万9,000円、また、啓発物品や事務用品等の消耗品、それからメッセージ集を作りますので、メッセージ集やポスター、チラシなどの印刷等の需用費などとして、79万円、また、郵便料、保険料などの役務費が6万4,000円、会場となりますところのリハーサル、当日の会場借上料といたしまして、17万円、合わせまして、合計で114万3,000円となっております。 104 ◯ 梶浦分科会主査 武田分科員。 105 ◯ 武田分科員 今回は開催市ということもありまして、様々な諸経費がかかっているということが分かりました。  そこで再質問です。「子どもからの人権メッセージ発表会」を実施するとのことですが、今回開催する効果について伺いたいと思います。 106 ◯ 梶浦分科会主査 市民協働課長。 107 ◯ 笠松市民協働課長 「子どもからの人権メッセージ発表会」の効果につきましては、過去のメッセージなどを見てみますと、友達との関わりやいじめ、また、バリアフリーや、今ですとインターネットと人権等の自分の身近な生活の中での出来事や、感じたことなどが書かれておりまして、このような身近なところから人権を見つめることで、人に対する思いやりや人権を尊重することの大切さに気づき、日々の生活の中で、実際に行動につなげていくことができるものと考えております。 108 ◯ 梶浦分科会主査 武田分科員。 109 ◯ 武田分科員 ありがとうございます。今、御答弁がありましたように、お子さんが人権について深く考えて、自らの意見を表明する機会を保障するということは、子供の権利の観点からも、とても大切なことだと考えております。  本当に1人でも多くの方に聞いてほしい、そういった内容であると思いますが、会場のキャパ、あるいは今後、コロナの影響がどのようになるか分からないんですが、こういった事業はより多くの方に広く視聴してもらえるように、You TubeやZoomなど、オンラインでの配信もぜひお願いしたいと思います。これは意見です。 110 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。岡田分科員。 111 ◯ 岡田分科員 それでは、238ページの稲城市観光協会の補助金、2,029万8,000円についてお聞きします。  まず、この補助金の内訳についてお聞きしたいと思います。 112 ◯ 梶浦分科会主査 観光課長。 113 ◯ 藤田観光課長 稲城市観光協会補助金の積算の内訳につきましては、観光協会職員4人分の人件費が1,417万9,000円。事務所の賃貸料ですとか、ホームページの運営保守などの管理運営費が515万3,000円。観光PR冊子印刷などの観光啓発費、こちらが31万円、各種観光事業の実施経費である事業費が65万6,000円となっております。 114 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 115 ◯ 岡田分科員 稲城市の観光協会ができる頃に、議会でも所管事務調査で稲城市の観光について、様々、先進地の視察なども行ってきて、今、稲城市でも観光協会、様々な事業に取り組まれている状況だと思います。各地の観光協会も見ていく中で、一つやっぱり、市のほうで補助金を昨年同様に、2,029万8,000円ということで、令和3年、4年ともに同じ額ということになっているんですが、やはり観光協会として、自主的に独立してなるべくやっていけるようにすることがどこでも課題で、自主財源をどうやって確保しながら、市の補助金頼みだけではなく、やっていくという姿勢が重要だという話も様々聞いてきました。  稲城市の観光協会も事業を始めて何年かたってきている状態ですが、自主財源をやはり確保していくというこの取組姿勢が重要だと思うんですが、その辺の姿勢について確認しておきたいと思います。 116 ◯ 梶浦分科会主査 観光課長。 117 ◯ 藤田観光課長 ごもっともな御意見でございます。稲城市観光協会が自主財源の確保に取り組む姿勢としましては、会報誌などの定期発行物を通じて、積極的な活動内容のPRなどを行いまして、新規会員の獲得に取り組みます。  会費収入、これも大切な収入にもなっておりますけども、それの確保を努めるとともに、観光ウォーキングツアーや、稲城ツーリズムカレッジなどの自主事業がございます。この自主事業は大変重要なものでございまして、これらの参加料を徴収するなど、将来的に自立した組織運営を目指して、安定した自主財源を確保できるように積極的に取り組んでいるところでございます。 118 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 119 ◯ 岡田分科員 今答弁いただきまして、ぜひ、自主財源確保に向けて、自立的にも取り組んでいけるように積極的に取り組んでいっていただきたいと思います。  意見で結構です。 120 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。角田分科員。 121 ◯ 角田分科員 それでは、予算書232ページ、議案概要説明書22ページ、都市農業推進事業の大丸用水土地改良区沈砂池水門改修工事負担金の概要について、改めて伺います。 122 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 123 ◯ 関口経済課長 現在、大丸用水土地改良区が管理しております、大丸用水沈砂池の市内水門は、閉門操作ができず、また、多摩川への放流門は、門の上部の開口部が堤防の計画高水位より低いため、多摩川の増水時に越水する可能性がある構造となっておりまして、令和2年6月に行われました、京浜河川事務所による許可工作物の履行検査などで指摘を受け、その後、令和4年度の国の農業用河川工作物応急対策事業として、改修できることとなったため、大丸用水沈砂池の市内水門と多摩川の放流門の2門の改修工事を災害対策の強化を図るために行うものでございます。 124 ◯ 梶浦分科会主査 角田分科員。 125 ◯ 角田分科員 市内水門と多摩川への放流門の2門の改修工事を災害対策の強化を図るため行うということなんですが、それでは再質問です、本改修工事の経緯及びスケジュールを伺います。 126 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 127 ◯ 関口経済課長 改修工事の経緯及びスケジュールでございますが、令和2年6月に行われました許可工作物の履行検査において、大丸用水土地改良区が京浜河川事務所から、先ほど申しましたとおり御指摘を受けまして、関係機関でございます東京都や神奈川県、川崎市、そして稲城市と協議を重ねてまいりました。  令和3年度では、国の予算で本改修工事の設計が行われまして、令和3年の年末に概算額が示されました。その結果、令和4年度に改修工事を実施し、完成は令和5年の2月になると伺っているところでございます。 128 ◯ 梶浦分科会主査 角田分科員。 129 ◯ 角田分科員 令和4年度に改修工事をして、令和5年2月に完成というということなんですが、再々質問です。現在は、台風シーズンではないため安心ですが、完成するまでの、閉門できない門の対処はどうなっているんでしょうか。  また、今回の改修工事は、あくまでも沈砂地の2門の改修であり、日頃から開閉されている大丸用水取水口の水門は、開閉作業ができるということでよろしいのでしょうか。 130 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 131 ◯ 関口経済課長 改修する沈砂池の市内水門の現況となりますが、台風やゲリラ豪雨の際には、緊急的に角材などの資材で流入を防止できるように応急処置を行っているため、大雨時や多摩川の水が大丸用水の取水口付近から大丸用水に流れ込む可能性は低いと考えているところでございます。  また、沈砂池上流部にあります大丸用水取水口の水門は、今までどおり遠隔操作で開閉が可能でございますので、台風やゲリラ豪雨時にも、多摩川からの流入を制限させることができるものでございます。 132 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。武田分科員。 133 ◯ 武田分科員 それでは、予算書236ページの商工会補助金で、議案概要説明書20ページ、デジタル商品券事業のところで伺わせていただきます。  デジタル商品券と紙の商品券ということになっておりますが、デジタル商品券事業自体は、ふだん仕事で入手できない方たちに均等に行き渡る手段として、私も賛成をしておりますが、予算総括であった経費の中で、市専用サイト220万が計上されているとありましたが、その内容と効果について伺います。
    134 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 135 ◯ 関口経済課長 市専用サイト220万円の内容でございますが、デザイン料や店舗リスト作成費、修正事務費、デジタル商品券の購入申込み専用サイト構築費などでございます。  なお、その効果につきましては、店舗情報や申込者の把握ができ、抽せん事務の簡素化が図れるものでございます。 136 ◯ 梶浦分科会主査 武田分科員。 137 ◯ 武田分科員 ありがとうございます。効果等につきましては承知をいたしました。  そこで再質問させていただきます。今定例会で「頑張れ!稲城の事業者応援ブック」の活用との相乗効果を促すことが大事だと、私も質問させていただきましたが、それについて考え方を伺います。 138 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 139 ◯ 関口経済課長 デジタル商品券事業につきましては、令和4年度に実施する事業で、「頑張れ!稲城の事業者応援ブック」につきましては、令和3年の補正予算で計上している事業でございます。現在開催中の一般質問の中でも答弁させていただきましたが、「頑張れ!稲城の事業者応援ブック」の期間終了後の市内事業者のガイドブックとして、その応援ブックが活用できますので、商品券事業と並行して、市内事業者を長期間かつ幅広く応援できるものであると考えているところでございます。 140 ◯ 梶浦分科会主査 武田分科員。 141 ◯ 武田分科員 ありがとうございます。先ほど、市民税とか事業税のお話もありましたが、それとは別に日本の経済、様々なところで商品の値上がりなどの波が押し寄せておりまして、私たちの家計を苦しめていくものと考えておりますが、その中の、今回の商品券や紙の商品券事業は広く期待されるものと思っております。  また、この事業は市内に特化したサービスであり、事業者応援ブックとの相乗効果も望めると考えております。御答弁にもありましたように、事業者を長期間、幅広く応援できる事業となることを期待いたします。これは意見です。 142 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。岡田分科員。 143 ◯ 岡田分科員 それでは236ページで、今、武田分科員が質問した、概要は20ページ、デジタル商品券の関連で私も質問したいと思います。  まず、この間、質問出ていますが、改めてこの事業の目的と予算の内訳を確認したいと思います。 144 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 145 ◯ 関口経済課長 まず、デジタル商品券事業の目的につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために、非接触で買物ができるデジタル商品券事業を実施することで、市内経済の活性化が図れることでございます。  また、デジタル商品券事業の予算内訳につきましては、ポイント分としまして1,000万円、システム使用料としまして462万円、運営事務費用としまして330万円、コールセンター費用としまして330万円、市専用サイト構築費として220万円、その他経費含めまして、合計3,417万2,000円となっております。 146 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 147 ◯ 岡田分科員 今、目的と内訳について答弁いただきました。これは総括質疑のときも、ほかの議員さんからも出ていたと思うんですが、今回ポイント分は1,000万円ということで、それに対して経費が2,400万円ぐらいですか、かなりかかっているなということで、総括質疑のときも、費用対効果だけではないですよということで、非接触でこういう買物ができる市内の経済の活性化という答弁もあったと思うんですが、改めて、そうは言っても、1,000万円に対して2,400万円という経費はかなり大きいかなと思うんですが、この辺の事業の検討経過と認識を、まずお聞きしたいと思います。  それからもう1点なんですが、紙の商品券のポイント分の予算というのは幾らになっているのか確認したいと思います。 148 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 149 ◯ 関口経済課長 デジタル商品券の事業の検討経過と認識の御質問でございますが、デジタル化につきましては、一つは、若い世代やキャッシュレスに精通している方々にとっては、既にデジタル化は日常となっていること、一つは、国ではデジタル化を推し進めていること、一つは、他課となりますが、令和4年度において携帯教室を開催しまして、市民の皆様にもデジタルデバイドの不安を解消し、慣れていただけること、一つは、紙の商品券は先着順で購入するため、働いている方には購入することが難しいと御意見をいただいていること、一つは、新型の感染症の拡大により、非接触で買物ができることを望まれている方がいること、一つは、本予算には国の臨時交付金を活用するため、市の経常経費ではないということ、そして、事業実施することで市内経済の活性化が図れることなど、総合的に判断したものでございます。これらの背景がございまして実施するもので、費用対効果を求めて実施するものではないという認識でございます。  また、紙の商品券のポイント分につきましては、デジタル商品券と同額の1,000万円と予定しているところでございます。 150 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 151 ◯ 岡田分科員 説明いただきまして、費用対効果だけではない取組をしていきたいということでした。市内の経済対策として取り組んでいくというのは、市内経済を活性化するという点では私も重要だと思っています。  再度質問しておきたいのは、経費が2,400万円ぐらいかかっているということで、今後、また年度の途中か新年度かと、いろいろあり得ると思うんですが、再度、例えばデジタル商品券を、紙の商品券もそうですけど、やっぱり状況によって発行するということが起こり得ると思うんですが、そういう際には、今回の経費関係は、主にイニシャルコスト、初期投資的なもので、やるたびに毎回こういうふうにかかるというものではないという認識でよいのかどうか、その辺のことについて確認しておきたいと思います。 152 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 153 ◯ 関口経済課長 デジタル商品券の主な経費につきましては、さきに答弁させていただきましたように、システム使用料や運営事務費、コールセンター費用、市専用サイトの構築費や、周知費などもございまして、今後、実施する際には改めてシステムを使用すれば、やはりシステム使用料が必要でございまして、コールセンターを設置しますと、またコールセンター費用がかかってくるというものでございます。 154 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。佐藤分科員。 155 ◯ 佐藤分科員 予算書の238ページ、稲城市観光協会補助金につきまして伺います。先ほど岡田分科員からも質疑がございましたが、私からもお伺いさせていただきます。  この稲城市観光協会補助金が2,029万8,000円でございますが、この金額が令和3年度と同額の予算となっておりますが、事業内容の中で何か新しい取組があるのかどうか伺いたいと思います。 156 ◯ 梶浦分科会主査 観光課長。 157 ◯ 藤田観光課長 令和4年度につきましては、観光ウォーキングツアーなど、既存の観光事業を着実に推進しつつ、市民の観光まちづくりへの参画に向けた取組の一つとしまして、これはまだ仮称なんですけれども、サポーターズクラブの組織化、また、旅行会社と協力した稲城の魅力を体験するツアーの実施など、新たな取組により、観光事業のさらなる充実に努めてまいりたいと思っております。 158 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 159 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。稲城のさらなる魅力発信に向け、観光課や観光協会の皆様が知恵を絞り、新たな取組に挑戦していただいていることが分かりました。  ただいまの御答弁の中に、仮称サポーターズクラブの組織化とありましたが、どのような組織を考えているのか伺います。 160 ◯ 梶浦分科会主査 観光課長。 161 ◯ 藤田観光課長 サポーターズクラブにつきましては、第二次稲城市観光基本計画の中にも記載させていただいておりますけども、本市の観光推進体制として、稲城市観光協会の下部組織に位置づけているものでございます。新たなイベントの開発や、効果的な情報発信などを通して、市や稲城市観光協会とともに、稲城のさらなる観光振興を図るものでございます。 162 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 163 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。このサポーターズクラブが稲城市の観光振興の発展におきまして、大きな役割を担っていくことを期待いたします。意見です。 164 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。角田分科員。 165 ◯ 角田分科員 それでは、予算書236ページ、一番下のほうにある商標登録手数料について、概要を伺います。 166 ◯ 梶浦分科会主査 観光課長。 167 ◯ 藤田観光課長 この商標登録手数料につきましてですが、大河原邦男氏にデザインしていただきました稲城市オリジナルキャラクターがございます。このキャラクターのデザインが無断で商品に使用されないことがないように、今後商品展開が見込まれる自転車用品ですとか、文具類、衣類、食品等を対象としまして、商標権の設定を進めており、本年度に着手している商標登録出願に基づきまして、商標登録設定の手続を行うための費用を計上しているものでございます。 168 ◯ 梶浦分科会主査 角田分科員。 169 ◯ 角田分科員 オリジナルキャラクターの商標登録手数料ということですが、商標登録手数料75万円の内訳について伺います。 170 ◯ 梶浦分科会主査 観光課長。 171 ◯ 藤田観光課長 こちら、商標登録手数料75万円の内訳でございますけども、キャラクターデザインであります図形商標というものがございます。あともう一つ、キャラクター名称であります文字商標、この2種類になっておりまして、それぞれにつきまして、特許庁へ支払う商標法で規定された設定登録料、こちらが25万3,800円。登録手続を行う弁理士への手数料、こちらが12万1,000円、合計37万4,800円が発生いたします。先ほど2種類と申し上げましたので、この2種類分としまして、2倍、約75万円を計上しているものでございます。 172 ◯ 梶浦分科会主査 角田分科員。 173 ◯ 角田分科員 キャラクター1体について2種類かかっちゃうんですね。稲城なしのすけについては商標登録後、民間の事業者によりデザインが活用され、お菓子や文具、衣類などの様々な商品が販売されていますが、新たなオリジナルキャラクターについては、どのような展開を考えておられているのか伺います。 174 ◯ 梶浦分科会主査 観光課長。 175 ◯ 藤田観光課長 新たな稲城市オリジナルキャラクターの展開につきましては、本年度に着手している商標登録出願に基づきまして、来年度に商標登録設定が完了した後になるのですが、稲城なしのすけと同様に、商標使用の基準を定めまして、様々な商品にデザインを活用していただくことを通じて、キャラクターのPRをはじめ、本市のプロモーションにつなげていけるように努めてまいります。  なお、ちょっと先ほど、デザインが無断で商品に使用されることがないようにという意味でお伝えしたつもりだったんですが、デザインが無断で商品に使用されないことがないようにと答弁させていただいております。ちょっとこの辺の答弁、修正させていただきます。 176 ◯ 梶浦分科会主査 暫時休憩いたします。                                午前11時4分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前11時7分 開議 177 ◯ 梶浦分科会主査 再開いたします。 178 ◯ 藤田観光課長 今の登録につきましてですが、商標の出願に際しましては、今年度、令和3年度に出願いたしまして、登録完了が約半年近くかかりますので、令和4年度に商標登録が完了します。そのときの令和4年度の手数料のお話を今申し上げておりました。よって、その登録完了後にこのキャラクターを活用していくということになります。 179 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。武田分科員。 180 ◯ 武田分科員 私のほうからは予算書の232ページ、都市農業経営力強化事業補助金について伺ってまいります。  令和3年度と比較しますと、102万4,000円増額となっておりますが、初めに、本事業の事業概要や目的について伺います。 181 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 182 ◯ 関口経済課長 将来にわたって都市農業を担う認定農業者などの意欲ある経営体に対しまして、効率的で生産性の高い農業を展開するための施設などの整備を支援し、農業経営力の向上、都市農地の保全及び多面的機能のさらなる発揮を進めることで、都市の特性を生かした、東京農業の稼ぐ力の強化を図ることを目的とした本事業でございます。  市としましては、2軒の農業者において、農業の施設栽培に用いるビニールハウスなどの設置支援を予定しております。 183 ◯ 梶浦分科会主査 武田分科員。 184 ◯ 武田分科員 稲城市におきましても、稼ぐ力の強化、これは考えていかなければいけないと私も思っております。  そこで再質問いたします。予算額478万7,000円の積算根拠について伺います。 185 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 186 ◯ 関口経済課長 積算根拠につきましては、2件の総事業費が837万4,000円に対しまして、東京都の補助率が2分の1でございますので、418万7,000円となり、そこに市の補助額としまして、1件当たり30万円、2件で60万円を加算した合計で、478万7,000円となります。 187 ◯ 梶浦分科会主査 武田分科員。 188 ◯ 武田分科員 ありがとうございます。  そうしましたら、再々質問になります。積算根拠につきましては、今お話いただいたとおりで理解いたしました。事業実施予定者が生産する農産物の品目について伺ってまいります。  また、東京都や市の補助金を活用するとなると、何らかの縛りや要件、そういったものがあると思いますが、その辺は農家さんに御理解いただいているのでしょうか。また、どのような要件があるのか伺います。 189 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 190 ◯ 関口経済課長 本事業により導入される設備で生産される農産物の品目につきましては、1件はトマトや中玉トマト、もう1件はアスパラガスや他種の野菜の苗を生産予定と伺っているところでございます。  また、東京都の補助金を活用するためには要件がございますが、事前に農家さんにも御出席いただく、都市農業経営力事業推進協議会を設置しておりまして、本補助金を活用するには経営力向上が見込めることや、本補助金を活用するには継続して農業をしなくてはならないなどの要件も、その際には御説明させていただいておりますので、農家さんには御理解いただいているものと考えているところでございます。 191 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。岡田分科員。 192 ◯ 岡田分科員 128ページ、稲城市姉妹友好都市交流協会補助金の中の、フォスターシティ市への訪問事業の補助について、概要を伺います。  また、補助金の内訳と考え方についてもお聞きしたいと思います。 193 ◯ 梶浦分科会主査 市民協働課長。 194 ◯ 笠松市民協働課長 稲城市姉妹友好都市交流協会補助金の中のフォスターシティ市への訪問事業に係る補助の概要につきましては、稲城市姉妹友好都市交流協会が交流事業として計画をしております、フォスターシティ市への訪問につきまして、互いの市民の交流が深まるよう、事業費の一部を補助するものでございます。  また、補助金の内訳につきましては、全補助金額85万5,000円のうち、国内の姉妹都市、友好都市との交流等に係る費用として28万5,000円、フォスターシティ市への訪問事業の一部補助といたしましては、57万円でございます。  実際のフォスターシティ市訪問時の交流事業につきましては、稲城市姉妹友好都市交流協会で検討されるものでございますが、フォスターシティ市の状況を知るために、市内を回るための借り上げバスや、現地の案内をしていただくガイド兼通訳等の費用で、現地で交流がスムーズに行われるための費用が想定されております。 195 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 196 ◯ 岡田分科員 それでは、今回この訪問事業、市民の交流を深めていこうという事業ですが、実際に行く人はどういう人なのかというか、人選はどのようにされるのかということと、あと、人数はどのように想定されているのか、それから、補助金額としては57万円ということだったと思うんですが、大体この補助率はどんなふうに考えられてきているのか確認したいと思います。 197 ◯ 梶浦分科会主査 市民協働課長。 198 ◯ 笠松市民協働課長 フォスターシティ市の訪問事業につきましては、先ほども申し上げましたけれども、稲城市姉妹友好都市交流協会の事業でございますので、参加する人選、また、人数につきましても、稲城市姉妹友好都市交流協会で検討されるものと考えておりますが、市も情報を共有いたしまして、支援する立場で意見の交換等をしながら進めてまいるところでございます。  また、補助金の補助率につきましては、稲城市姉妹友好都市交流協会補助金交付要綱に基づきまして交付しております。協会の運営及び活動に要する経費といたしまして、協会の運営に係る事務費、それから、事業の実施に係る事業費に対しまして、補助率10分の10で補助を交付しております。 199 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 200 ◯ 岡田分科員 人選、それから人数は姉妹友好都市交流協会のほうと連携しながら決めていきたい、これから決めていくという状況だったと思います。いずれにしましても、やはりこうした市民同士の交流、行った人、それからこの協会、市との中で、こうして交流した訪問の成果を市民に還元していくということが非常に大事だと思うんですが、その辺の、どうやって市民に還元していくような取組をしていくのかということを、どのように考えているのかお聞きしたいと思います。 201 ◯ 梶浦分科会主査 市民協働課長。 202 ◯ 笠松市民協働課長 訪問の成果につきましては、稲城市姉妹友好都市交流協会が主催ということになりますので、そちらからフォスターシティ市の様子であるとか、訪問時の状況であるとかということについては、市民に報告されるところだとは思いますけれども、市といたしましても、今後のフォスターシティ市の交流におきまして、訪問によりまして得た現地の様々な情報、また、現地の人との関わりを生かしながら、より活発にその後、市民交流が行われるように、稲城市姉妹友好都市交流協会と連携を取りながら、引き続き市民に有効に還元できるように支援を行ってまいります。 203 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。佐藤分科員。 204 ◯ 佐藤分科員 それでは、予算書230ページの、稲城市産農産物利用飲食店等応援プロジェクト補助金について伺います。  まず、改めて概要について伺います。 205 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 206 ◯ 関口経済課長 稲城市産農産物利用飲食店等応援プロジェクト補助金の概要でございますが、新型コロナウイルス感染症拡大により、外出自粛や営業時間短縮などの影響で売上げが減少している市内の飲食店などを支援するとともに、稲城市産農産物の魅力発信や消費拡大のため、市内飲食店などで使用する材料費のうち、稲城市産の農産物を購入した費用の一部を支援します。  また、既につながりのある飲食店などだけではなく、市外産から稲城市産に切り替える飲食店や、この機会に稲城市産の農産物の使用を新たに始めようとする飲食店などに、事業実施前に市に御登録いただきまして、市のホームページなどで公表することによりまして、稲城市産農産物を使用した飲食店などの応援をしてまいりたいと考えております。  補助額につきましては、1店舗当たり10万円を上限としまして、市内飲食店などで稲城市産農産物を購入した費用のうち、消費税相当額を除いた5分の4の補助を予定しております。
     補助金の対象者は、食品衛生法に基づく食品関係の営業許可などを受けた市内飲食店などのうち、稲城市産の農産物を使用していると分かる料理名での提供や商品の販売をする店舗でございまして、飲食店の場合は東京都で発行しています徹底点検済証、小売店の場合は感染防止徹底宣言ステッカーを掲示していることを要件としたいと考えております。 207 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 208 ◯ 佐藤分科員 詳細な御答弁ありがとうございます。長引くコロナ禍で厳しい状況の続く市内の飲食店等を支えながら、同時に市内農産物の魅力の発信、消費拡大に取り組まれることが分かりました。  それでは、次に、その周知についてお伺いさせていただきます。 209 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 210 ◯ 関口経済課長 周知でございますが、市広報やホームページで周知をするとともに、チラシを作成したいと考えております。  また、商業者には商工会を通じまして周知を図ってまいりたいと考えています。また、農家側には農業者に配布しております、「完熟」というものがございますので、そちらで情報提供を行うとともに、生産団体への説明会にて、事業説明も行ってまいりたいと考えております。 211 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 212 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。本事業は飲食店等への支援のため、商工費における事業ではないかと思ったのですが、そうではなくて、農林費の地産地消推進事業で行うということなのですが、農林費とした理由について伺います。 213 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 214 ◯ 関口経済課長 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた飲食店などの支援だけであれば商工費というところでございますが、本事業はさらに市内の農産物を活用してもらうということで、農家支援にもつながっている事業でございます。そのために、地産地消の推進を図ってまいりたいと考えております。  本事業を行うことが一つの機会となりまして、事業終了後も稲城市産の農産物は新鮮でおいしく、安心して利用できることを、この機会に農家側は市内飲食店などにアピールしていただき、事業実施後も販売ルートの継続的な、そして安定的な確保につながるよう期待しまして、商工費ではなく農林費の地産地消推進事業としたものでございます。 215 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。角田分科員。 216 ◯ 角田分科員 それでは、予算書238ページ、議案概要説明書18ページ、観光案内サインの設置費用の財源について伺います。 217 ◯ 梶浦分科会主査 観光課長。 218 ◯ 藤田観光課長 観光案内サインの設置費用の財源につきましてですが、東京都によります、東京の多様性を活かした観光まちづくり推進支援事業補助金がございます。こちらを活用いたしまして、事業費が108万3,000円で、補助率が2分の1になりますので、これを乗じますと約54万1,000円の収入を見込んでいるところでございます。 219 ◯ 梶浦分科会主査 角田分科員。 220 ◯ 角田分科員 ありがとうございます。再質問です。東京2020オリンピック競技大会自転車競技ロードレースのレガシーとしては、これまでも、南多摩駅のラッピングサイクルカフェ建設、モニュメント設置などに取り組み、さらにこのたび、観光案内標識を設置するとのことなんですが、これらのオリンピックのレガシーが観光等にどのような効果をもたらすと考えているのか伺います。 221 ◯ 梶浦分科会主査 暫時休憩いたします。                                午前11時23分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前11時27分 開議 222 ◯ 梶浦分科会主査 再開いたします。観光課長。 223 ◯ 藤田観光課長 観光案内標識を設置いたしまして、観光サイクリングツアー等の観光事業への活用を通じて回遊性の向上を図ること、これによりまして、一層の誘客を見込めることができるというふうに考えております。 224 ◯ 梶浦分科会主査 角田分科員。 225 ◯ 角田分科員 それでは、再々質問です。より一層の誘客を見込むことができるということですが、誘客対象については、どのように考えているのか伺います。 226 ◯ 梶浦分科会主査 観光課長。 227 ◯ 藤田観光課長 誘客対象でございますが、本市の自転車を取り巻く環境といたしまして、丘陵地ならではの程よいアップダウン、もしくは南多摩尾根幹線道路など、サイクリストにとって非常に魅力的であり、ここにさらに、より多くのサイクリストに魅力を感じていただき、訪問していただけるものと考えております。  また、本市には豊富で多彩な観光資源が点在しており、これらを線でつなぎまして、観光サイクリングツアーにつきましては、それぞれが好むテーマに合わせ、老若男女、サイクリング経験の有無を問わず、幅広い世代の方に来訪していただけるものと考えております。 228 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。岡田分科員。 229 ◯ 岡田分科員 236ページ、商工会経費の補助金、7,163万3,000円についてお聞きします。  この予算については、商工会の幾つかの事業に対して、ほぼ補助を行っているということだと思いますが、その中の住宅改修等補助事業等について、毎年質問で確認していますが、この事業について、継続維持が重要だということも提案させていただいてきています。この令和4年度の予算でも予算化されていると思いますが、この内容についてお聞きします。 230 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 231 ◯ 関口経済課長 住宅改修等補助事業につきましては、商工会経費の7,163万3,000円のうち、1,200万円が本事業の予算となりまして、令和4年度も実施予定でございます。 232 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 233 ◯ 岡田分科員 1,200万ということで、令和4年度も、令和3年も1,200万だったので、同様の予算で計上されているということでした。  やはり市内地域の活性化をしていくために、この住宅改修等の補助事業は市内の業者さんにとっても、リフォームを考えている市民にとっても、よい経済対策としての事業であると認識をしています。  改めまして市の認識と、令和3年度の実績が出ているようであれば、その実績、それから、令和4年度で見込んでいる経済効果と、また、この積算根拠についてお聞きします。 234 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 235 ◯ 関口経済課長 本事業の認識としましては、住宅改修等補助事業を行うことで、市内建設事業者の受注機会が拡大することで、地域経済の振興及び市民にとっては住環境の向上、そして、市内への定住が図られると考えております。  なお、実績につきましては、令和3年度につきましては集計中でございますので、令和2年度の実績で答弁させていただきますが、105件の注文がございまして、1億4,601万円の工事費でございました。令和4年度も同額かそれ以上の経済効果を想定しているところでございます。  なお、積算根拠につきましては、申請者への補助金としまして、1,138万2,000円、商工会への事務手数料としまして、50万円、チラシ3万1,000部の印刷費として、6万9,300円、ポスティング費として、14万8,500円で、合計1,209万9,800円のうち、9万9,800円につきましては、商工会負担となっているところでございます。 236 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 237 ◯ 岡田分科員 経済効果として、実績に基づいて、1億4,600万円程度の経済効果があるだろうということで、地域の状況も、コロナ禍も長引く状況が続いて、原油高という中で、なかなか大変な事業者さん、市民の方も多いという中で、重要な地域経済対策だと思いますので、令和4年度もしっかり取り組んでいただきたいと思います。意見です。 238 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。佐藤分科員。 239 ◯ 佐藤分科員 予算書の352ページの体力づくり運動推進経費の学校開放プール量水器設置委託について伺います。  循環水量を計測する量水器を5校に、そしてプールの取水量を計測する量水器を2校に設置すると聞いておりますが、どこの学校に設置するのかお伺いしますのと、また、学校開放プール量水器設置委託料、503万4,000円、これの内訳を伺います。 240 ◯ 梶浦分科会主査 スポーツ推進課長。 241 ◯ 山本スポーツ推進課長 まず、循環水量を計測する量水器を設置する5校につきましては、学校開放プール事業を行っている、第二小学校、第七小学校、向陽台小学校、長峰小学校、若葉台小学校となっております。また、プールの取水量を計測する量水器を設置する2校につきましては、第二小学校、第七小学校でございます。  次に、内訳でございますが、量水器の設置には、状況により異なりますが、1か所、約50万円から100万円ほどかかりますので、合計で503万4,000円の予算を計上しております。 242 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 243 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。再質問ですけれども、学校開放プール事業は毎年夏に地区の体育振興会が学校のプールで行っているものと認識しておりますが、新型コロナで令和2年度、3年度と中止となっております。地区の体育振興会に実施の意向は確認をされているのか伺います。 244 ◯ 梶浦分科会主査 スポーツ推進課長。 245 ◯ 山本スポーツ推進課長 学校開放プールを行っております地区体育振興会には、学校開放プール事業に対して、実施の意向を確認しているところでございます。 246 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 247 ◯ 佐藤分科員 学校開放プール事業の実施には、コロナ禍の影響が大きい現状でありますが、この事業が無事に実施されるための必要な予算であることが確認できました。令和4年度は、待ちに待った学校開放プール事業が実施されることに期待いたします。意見です。 248 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。よろしいですか。佐藤分科員。 249 ◯ 佐藤分科員 続けてすいません、予算書の238ページの企業誘致奨励金等のところで伺います。  企業誘致奨励金については、現在、指定企業2社に交付していると認識していますが、交付額が前年比336万9,000円の減額となっている理由について伺います。 250 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 251 ◯ 関口経済課長 企業誘致奨励金につきましては、現在、総合警備保障株式会社と株式会社テレビ朝日の2社に交付しておりまして、令和4年度も同じく2社に交付する予定でございます。  交付額が減額している理由につきましては、固定資産税と都市計画税の賦課額の減少によるものでございます。 252 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 253 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。減額となっている理由について分かりました。  それでは、指定企業2社に対して、それぞれ、いつまでの交付予定なのか伺います。 254 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 255 ◯ 関口経済課長 企業誘致奨励金につきましては、総合警備保障株式会社に対しましては来年度、令和4年度まで、株式会社テレビ朝日に対しましては、令和5年度まで交付する予定でございます。 256 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 257 ◯ 佐藤分科員 交付予定が令和4年度と令和5年度まであることが分かりました。企業誘致等に対する都独自の支援制度がない中、稲城市では継続して行われている事業であり、評価するところであります。  それでは最後に、企業誘致は1億1,655万1,000円の予算となっており、2社に奨励金を交付するとのことでございますが、交付額の根拠について伺います。 258 ◯ 梶浦分科会主査 経済課長。 259 ◯ 関口経済課長 企業誘致奨励金の交付額の根拠につきましては、稲城市企業誘致条例第3条にのっとりまして、それぞれ、固定資産税及び都市計画税に相当する額の10分の9の額を交付する予定となっております。 260 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。角田分科員。 261 ◯ 角田分科員 それでは、予算書76ページ、スポーツ推進課の雑入で施設命名権料がありますが、令和3年10月の建設環境委員会において、稲城中央公園野球場のネーミングライツ導入の報告がありましたので、その部分も見越しての予算だと思います。それでは、110万円の内訳について伺います。 262 ◯ 梶浦分科会主査 スポーツ推進課長。 263 ◯ 山本スポーツ推進課長 施設命名権料110万円の内訳につきましては、令和4年度当初予算の積算時点で、稲城中央公園野球場のネーミングライツを導入する予定で、募集金額を年額60万以上としておりましたので、その部分が60万円、また、稲城長峰ヴェルディフィールドの命名権料が現在、年額25万4,000円としておりますが、契約更新に合わせて、50万円と予定しておりましたので、合わせて110万円を予算計上しております。 264 ◯ 梶浦分科会主査 角田分科員。 265 ◯ 角田分科員 稲城長峰ヴェルディフィールドの命名権料が25万4,000円から50万円になった経緯について伺います。 266 ◯ 梶浦分科会主査 スポーツ推進課長。 267 ◯ 山本スポーツ推進課長 稲城長峰ヴェルディフィールドの命名権料が25万4,000円から50万円になった経緯につきましては、まず、ネーミングライツ導入当時は、新規に設置する看板や既存看板の変更に費用が多くかかるなどの理由から、25万円になったものでございます。  ネーミングライツ契約が5年たちまして、ここで契約更新となりますが、新たに設置する看板等もないことから、東京ヴェルディと協議し、適正価格の年額50万円となったものでございます。 268 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。よろしいですか。  ほかに質疑・意見がありませんので、以上で質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。昼食休憩です。お疲れさまでした。再開を1時5分といたします。                                午前11時41分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午後1時3分 開議 269 ◯ 梶浦分科会主査 休憩前に引き続き分科会を開きます。  次に、日程5、第10号議案 令和4年度東京都稲城市一般会計予算の都市建設部の所管に関する部分を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑・意見のある方は挙手を願います。佐藤分科員。 270 ◯ 佐藤分科員 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。  予算書258ページの分譲マンション実態調査について伺います。  分譲マンション実態調査を実施し、マンション管理適正化推進計画を策定するとのことでございますが、計画の内容についてお伺いさせていただきます。 271 ◯ 梶浦分科会主査 まちづくり再生課長。 272 ◯ 黒田まちづくり再生課長 計画の内容についてでございます。国からはマンション管理適正化推進計画の作成例が示されておりまして、1つが市の区域内におけるマンションの管理の適正化に関する項目、2つ目がマンションの管理状況を把握するために市が講ずる措置、3番目にマンションの管理の適正化を推進するための施策、4番目に管理組合によるマンションの管理の適正化に関する指針、5番目にマンションの管理の適正化に関する啓発及び知識の普及に関する事項、最後の6番目に計画期間というものが示されております。これを参考に稲城市では計画を策定いたしたいと考えております。 273 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 274 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。  公明党は、マンションの老朽化等の課題解決のため、2000年にマンション問題議員懇談会を結成、業界団体とも連携し、マンション問題の解決に一貫して取り組んでまいりました。  ただいまの御答弁にありましたマンション管理適正化推進計画に組み込まれる予定の管理計画認定制度について、認定されることによるインセンティブとして損害保険料の割引などが示されていたようですが、稲城市の対応についてお伺いいたします。 275 ◯ 梶浦分科会主査 まちづくり再生課長。
    276 ◯ 黒田まちづくり再生課長 法改正の直後にやりました国からの説明では損害保険料の割引等が案内されておりました。  しかしながら、現時点ではその案内が示されておりませんので、今後、国の情報を注視しながら計画の策定をしてまいりたいと考えております。 277 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。武田分科員。 278 ◯ 武田分科員 そうしましたら、248ページ、交通安全施策改良工事について伺います。  この件に関しましては予算総括質疑でも御答弁いただいておりますけれども、改めて工事内容と工事の箇所について伺います。 279 ◯ 梶浦分科会主査 管理課長。 280 ◯ 濱中管理課長 交通安全施設改良工事につきましては、令和4年度は全部で13か所の工事を予定しておりまして、まず、区画線の設置工事が9か所で、場所は今のところ未定でございます。また、カラー舗装が1か所で、東長沼地区を予定しております。次に、自転車ナビマークが1路線で、多摩川堤防の自転車・歩行者専用道路を予定しております。次に、横断歩道設置に向けた準備工事を1か所、市役所通りに予定しております。次に、信号機設置に向けた準備工事を1か所、若葉台西樫の木通りを予定しております。 281 ◯ 梶浦分科会主査 武田分科員。 282 ◯ 武田分科員 丁寧な御説明ありがとうございます。  そして、今の御答弁にもありましたが、多摩川堤防の自転車・歩行者専用道路に設置する自転車ナビマークの整備についてであります。これにつきましては令和3年第4回定例会で私ども市民クラブのいそむら議員が多摩川サイクリングロードの安全対策について一般質問させていただいておりますが、この具体的な整備内容について伺いたいと思います。 283 ◯ 梶浦分科会主査 管理課長。 284 ◯ 濱中管理課長 自転車ナビマークの具体的な整備内容につきましては、多摩川原橋から是政橋の区間、全長4キロございますが、この区間の上下線に約30メートル間隔で合計134個の自転車ナビマークを稲城市自転車ネットワーク計画に基づきまして設置する予定でございます。 285 ◯ 梶浦分科会主査 武田分科員。 286 ◯ 武田分科員 上下線に30メートル間隔で134個の自転車ナビマークを設置するという御答弁でありました。自転車ナビマークの設置により歩行者と自転車の通行区分がしっかりとできて、交通事故防止にも効果があると期待しておりますが、今後も引き続き稲城市の交通安全対策のほうよろしくお願いしたいと思います。  意見です。 287 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。角田分科員。 288 ◯ 角田分科員 それでは、予算書250ページ、議案概要説明書16ページ、多7・5・3号宿榎戸線新設事業について改めて伺いたいと思います。  多7・5・3号線新設事業に関して、代表質問の御答弁では、信号機などの交通安全対策を含め、関係機関との協議を行うとのことですが、多7・5・3号宿榎戸線は川崎街道の既設の信号機がある交差点の少し西側に接続する計画となっていること、また、川崎街道の交通量は非常に多く、新設される交差点の交通安全対策について信号機の設置は不可欠と考えますので、市の考えを伺います。 289 ◯ 梶浦分科会主査 土木課長。 290 ◯ 石川土木課長 多7・5・3号線新設事業における川崎街道との交差点の交通安全対策につきましては、令和4年度において、地元の方々の御意見を踏まえ、交通管理者である警視庁など関係機関と協議を進め、信号機設置などの交通安全対策を講じてまいりたいと考えております。 291 ◯ 梶浦分科会主査 角田分科員。 292 ◯ 角田分科員 交差点の交通安全対策について地元の方々の御意見を踏まえるとの御答弁でしたが、どのようにして意見収集するのか伺います。 293 ◯ 梶浦分科会主査 土木課長。 294 ◯ 石川土木課長 令和4年度の早期に全体説明会の開催や多摩稲城交通安全協会など関係団体からの意見収集に努めてまいります。 295 ◯ 梶浦分科会主査 角田分科員。 296 ◯ 角田分科員 建物等移転が進み、現在、鶴川街道から川崎街道が見通せる状態となっていて、誰もが安全で利便性の高い新設道路の交通開放が待たれていますので、引き続き用地取得や早期の工事着手に努めていっていただきたいと思います。  これは意見です。 297 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。岡田分科員。 298 ◯ 岡田分科員 250ページ、iバスの循環バス運行補助金について1億841万円が計上されていますが、この内訳についてお聞きします。 299 ◯ 梶浦分科会主査 管理課長。 300 ◯ 濱中管理課長 iバスの運行補助金の内訳でございますが、令和4年度の予算額、運行収入については、運送収入が3,787万9,760円、広告収入が31万2,000円で、運行収入の合計が3,819万1,760円、続いて運行経費ですが、人件費が1億403万4,110円、燃料油脂費が1,452万9,658円、車両管理費が880万5,194円、減価償却費が827万34円、その他が1,096万2,348円、合計で1億4,660万1,344円となっております。 301 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 302 ◯ 岡田分科員 再質問です。令和3年度の予算計上時点では1億1,496万5,000円になっていましたが、この差についてその理由をお聞きしたいと思います。 303 ◯ 梶浦分科会主査 管理課長。 304 ◯ 濱中管理課長 令和3年度と令和4年度の予算の差につきましては、運行経費が大幅に減額となったものでございます。  その主な減額理由につきましては、人件費が349万円の減。これにつきましては、営業所が町田から新百合ヶ丘に移転することになりまして、運転主の移動時間が短縮し、人件費が短縮となったものでございます。また、減価償却費が391万円の減で、バス1台分、それから、料金機7台分の償却が終了したことが運行経費の減額となったものでございます。 305 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 306 ◯ 岡田分科員 令和3年度から比べると補助金の額も減額されているということなんですが、いずれにしても、代表質問などでも申してきて、答弁されているように、コロナ禍の下で外出自粛などの影響で利用者が減っているという状況なんですが、やはりiバスを日常的に利用している、特に高齢者の方などは、バス停2つ分、3つ分ぐらいで、例えば、三和まで買物に行くとか、病院に通うとか、非常に市民にとって欠かせない足で、市民の暮らしと健康にとっても大事な足だと思いますので、引き続き令和4年度も着実に運行していっていただきたいと思いますが、その辺の姿勢をお聞きしたいと思います。 307 ◯ 梶浦分科会主査 管理課長。 308 ◯ 濱中管理課長 iバスにつきましては市民の大切な足でございます。令和2年度・3年度につきましても、コロナ禍においてiバス1便も減便せずに運行を継続してきました。ピーク時の利用者人数にまだまだ戻るには時間がかかると思いますけど、ここで徐々に利用者数も増えてきております。令和4年度も市民のため、持続可能な運行を継続していきたいと考えております。 309 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。佐藤分科員。 310 ◯ 佐藤分科員 それでは、予算書の256ページ、議案概要説明書の16・19ページの無電柱化推進計画策定業務委託について伺います。  稲城市無電柱化推進計画の策定に当たり、計画書の構成内容についてお伺いいたします。 311 ◯ 梶浦分科会主査 まちづくり計画課長。 312 ◯ 小澤まちづくり計画課長 稲城市無電柱化推進計画の作成に当たっては、無電柱化の推進に関する法律に基づき、国が策定した無電柱化推進計画等を基本としていきたいと考えてございます。  主な構成内容といたしましては、稲城市における今後の無電柱化の推進に関する基本的な方針・目標・施策等を示してまいりたいと考えてございます。 313 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 314 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。  公明党は、防災・減災の立場から無電柱化の推進に関する法律の成立に尽力いたしました。今回策定される計画に基づき、市内の無電柱化が順次進められることに期待いたします。  それで、再質問ですが、計画書の構成については基本的な方針・目標・施策等を示すとのことですが、具体的にはそれぞれどのような内容になるのか伺います。 315 ◯ 梶浦分科会主査 まちづくり計画課長。 316 ◯ 小澤まちづくり計画課長 まず、基本的な方針につきましては、市内の無電柱化路線の現状を把握し、無電柱化の目的や整備方針等の基本的な考え方を示します。  次に、目標につきましては、無電柱化整備候補路線などを選定し、無電柱化を実施すべき路線を総合的に判断し、示します。  最後の施策につきましては、無電柱化の推進に関し、総合的かつ計画的に講ずる施策を定め、例えば、既に無電柱化されたエリア・路線の建柱制限等の保全策を示していきたいと考えてございます。 317 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 318 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。  ただいま御答弁いただきました、既に無電柱化されたエリア・路線の建柱制限等の保全方策について、現時点において何か考えられていれば、お伺いしたいと思います。 319 ◯ 梶浦分科会主査 まちづくり計画課長。 320 ◯ 小澤まちづくり計画課長 既に無電柱化されたエリア・路線の建柱制限等の保全方策につきましては、現時点においては、保全策の一つとして道路法37条に基づく新設電柱の道路の占用を制限する措置などについて検討してまいりたいと考えてございます。 321 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。岡田分科員。 322 ◯ 岡田分科員 252ページの緊急補修等工事3,520万円についてお聞きします。  令和3年度予算計上では3,160万円でした。予算増の理由についてお聞きします。 323 ◯ 梶浦分科会主査 管理課長。 324 ◯ 濱中管理課長 緊急補修工事の予算増額理由につきましては、桜の木の根上がりを補修するために増額したものでございます。具体的には、三沢川さくら通りの桜の木が原因で歩道などが凸凹になって、特に危険な12か所について補修するために増額したものでございます。 325 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 326 ◯ 岡田分科員 緊急補修等工事ということで、市民の皆さんから身近な補修工事様々寄せられてきていると思います。この間の実績で主な補修の内容というのはどういうものがあるのか確認しておきたいと思います。 327 ◯ 梶浦分科会主査 管理課長。 328 ◯ 濱中管理課長 主な補修内容につきましては、インターロッキングの補修だとか、雨水排水工事、また、水路護岸補修だとか、側溝蓋の補修、舗装の補修、歩道補修と、まだまだ様々ございますが、主な補修内容については以上でございます。 329 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 330 ◯ 岡田分科員 日常生活の中で、特に歩道でありますとか、インターロッキングとか様々、ニュータウンなんかもそうですが、高齢化が進む中でちょっとしたことでつまずいたりということで、連絡があれば迅速に対応していただいていると思うんですが、引き続き身近な補修工事、迅速に対応していっていただきたいと思いますので、その辺の基本姿勢を確認しておきたいと思います。 331 ◯ 梶浦分科会主査 管理課長。 332 ◯ 濱中管理課長 今も道路パトロール、それから、市民からの要望ということで即時対応するようにしております。引き続き対応してまいりたいと考えております。 333 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。角田分科員。 334 ◯ 角田分科員 それでは、予算書252ページ、議案概要説明書16ページ、多3・4・12号読売ランド線受託事業について改めて伺いたいと思います。  多3・4・12号読売ランド線の都県境区間については、予算総括質問の御答弁では新たに事業化を進めるとのことですが、これまでの経緯について伺います。 335 ◯ 梶浦分科会主査 土木課長。 336 ◯ 石川土木課長 多3・4・12号読売ランド線の都県境区間につきましては、整備予定がなく、狭隘で、線形も悪く、歩道もないことから、ボトルネックとなる可能性があるため、これまで市では東京都に道路の拡幅整備を重ねて要望するとともに、市長自ら建設局長への要請活動を実施した結果、令和4年度から事業の検討を行うこととなったものでございます。 337 ◯ 梶浦分科会主査 角田分科員。 338 ◯ 角田分科員 それでは、再質問です。令和4年度についてはどのように検討を進めていくのか伺います。 339 ◯ 梶浦分科会主査 土木課長。 340 ◯ 石川土木課長 都県境区間の進め方につきましては、拡幅する道路の両側がゴルフ場及びよみうりランドの商業施設であるため、それらの事業継続や川崎市側との接続などの課題がございますので、これらの課題の協議を行うために、新たに受託するための協定書等の準備を進めることとしております。 341 ◯ 梶浦分科会主査 角田分科員。 342 ◯ 角田分科員 既存の受託区間と区画整理区間は令和6年度の完成を目指すとのことですが、都県境区間については、個々の課題はあるものの、多3・4・12号読売ランド線の整備効果を図る上では当該区間の早期の完了も必要になりますので、引き続き東京都と連携を図り、事業を進めていただきたいと思います。  これは意見です。 343 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。佐藤分科員。 344 ◯ 佐藤分科員 それでは、予算書246ページ、道路通報システム使用料についてお伺いいたします。  この道路通報システムにつきましては、令和3年から試行で行っているMCRアプリを利用した投稿システムのことだと思いますが、改めてこの概要についてお伺いいたします。 345 ◯ 梶浦分科会主査 管理課長。 346 ◯ 濱中管理課長 MCRアプリを利用した道路通報システムにつきましては、令和2年に東京都より試行運用に関して各区市町村に募集がございました。稲城市では令和3年2月より試行運用を開始しているところでございます。  また、この道路通報システムですが、スマートフォン用のアプリを活用しまして、道路の損傷や不具合をスマートフォンのカメラとGPSを利用して投稿する仕組みとなっております。  また、投稿内容については、投稿者はもちろんなんですが、このアプリの登録者も投稿内容や対応状況などを確認できるというシステムになっております。 347 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 348 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。  試行期間において私もこのアプリをよく利用させていただきました。利用者である市民の皆様にとりましても、また、要望を受ける市職員の皆様にとりましても、双方にメリットがあることを実感していますので、当該システムが予算化されましたことを評価いたしまして、今後多くの市民の皆様に活用されることを期待しているところでございます。  それで、再質問でございますが、試行期間中の登録者数や通報件数などの状況についてお伺いいたします。 349 ◯ 梶浦分科会主査 管理課長。 350 ◯ 濱中管理課長 佐藤分科員さんにおかれましてはもう既に登録いただいておりまして、大変多くの投稿をいただいているところですが、このアプリの登録者及び通報件数につきましては、試行開始の令和3年2月から約10か月間で登録者が103人、通報件数は154件となっております。 351 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 352 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。  登録者数が103人、通報件数が154件ということで、多くの市民の方々に御利用いただいていることが分かりました。市民と市役所が協働して道路管理に取り組むことは非常にすばらしいことだと思います。
     そこで、このシステムをより多くの市民の方々に御利用いただくための取組についてお伺いいたします。 353 ◯ 梶浦分科会主査 管理課長。 354 ◯ 濱中管理課長 このシステムをより多くの市民の方々に御利用いただくために、試行期間中にも既に市広報や市のホームページ、また、ポスターやチラシなども配布して周知に努めているところではございますが、改めて予算成立後は市広報やポスター・チラシなどで周知してまいりたいと考えております。 355 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。岡田分科員。 356 ◯ 岡田分科員 258ページ、概要の19ページで、稲城市マンション管理適正化推進計画の策定ということで、先ほど佐藤分科員からも質疑がありました。私からこの877万8,000円の積算根拠についてお聞きしたいと思います。 357 ◯ 梶浦分科会主査 まちづくり再生課長。 358 ◯ 黒田まちづくり再生課長 分譲マンション実態調査の積算根拠でございますが、こちらは業者見積りによるものでございまして、見積りの内容としましては、マンションの把握をするための登記簿ですとか、その内容の確認、アンケートの実施、それと現地の確認が主な内容となっております。 359 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 360 ◯ 岡田分科員 委託先の人件費というか、リンクというか、そういうことも含めて積算されているのかどうか、その辺の内容について分かる範囲でお聞きしたいと思います。  それから、マンション管理適正化推進計画、多摩地域でどのような策定状況にあるのか確認したいと思います。 361 ◯ 梶浦分科会主査 まちづくり再生課長。 362 ◯ 黒田まちづくり再生課長 まず、見積りの内訳でございますが、今、具体的な数字は御用意しておりませんが、内容といたしましては、先ほど申し上げました内容で業者さんに委託して入っていただくという内容になります。  それともう一つ、他市の策定状況でございます。多摩地区26市でございますけれども、策定予定のところが11市、これは稲城市も含んでおります、それと現在検討中であるというところが9市、策定の予定がないというところは6市と伺っております。 363 ◯ 梶浦分科会主査 暫時休憩いたします。                                午後1時30分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午後1時31分 開議 364 ◯ 梶浦分科会主査 再開いたします。  都市建設部長。 365 ◯ 久家都市建設部長 今の御質問のマンション実態調査についての委託の中に人件費が含まれているかというお話でございますが、この調査で行いますのは、先ほどお答えさせていただきましたとおり、マンションの外観調査ですとか、登記簿調査、こういったものを受託業者で行うこととなっておりますので、これらに必要となります人件費を含んだ額として計上させていただいております。 366 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 367 ◯ 岡田分科員 分かりました。  この多摩地域の中でも策定に向けて11市が予定しているということで、稲城市で今年基礎的な情報調査等々からスタートするということなんですが、最終的に策定していくまでのスケジュールについて改めて確認しておきたいと思います。 368 ◯ 梶浦分科会主査 まちづくり再生課長。 369 ◯ 黒田まちづくり再生課長 こちらの策定のスケジュールでございますが、令和4年度中を予定しております。  具体的には、これは国の補助金が入っている事業ですので、国の補助金の決定が6月頃と伺っておりますので、その後に調査に入りまして、年内には調査を終了させたいと考えております。その後、具体的な策定を取りまとめまして、年度内にまとめるという予定でおります。 370 ◯ 岡田分科員 分かりました。 371 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。佐藤分科員。 372 ◯ 佐藤分科員 それでは、予算書の254ページ、公水路維持補修等工事について伺います。  大丸用水につきましては、これまでに護岸等整備を進めるなど、一定の整備水準となっており、現在も菅堀の稲城大橋通りの上流側で護岸整備を進めていると伺っております。しかし、下流側では素掘りのままの未改修護岸があります。また、押立堀などでも同様に未整備護岸があります。  令和4年度予算において公水路維持補修等工事を計上されておりますが、工事の概要についてお伺いさせていただきます。 373 ◯ 梶浦分科会主査 土木課長。 374 ◯ 石川土木課長 公水路維持補修等工事の概要につきましては、地域を浸水被害から守るため、越水や破堤などの被害が想定される緊急性の高い箇所において水路の護岸などの改修や補修を行い、水路の適正な維持管理を行うための工事費でございます。 375 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 376 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。  公水路維持補修等工事につきましては、緊急性の高い水路護岸などを改修または補修するための工事費であることを確認いたしました。  しかし、大丸用水の護岸については未整備や老朽化した箇所がまだ多くあり、地域住民の方からも御相談をいただいていることから、今後、公水路維持補修等工事の予算額については適正な維持管理が図られるよう、必要な予算額の確保に御尽力いただけることに期待いたします。  意見です。 377 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。岡田分科員。 378 ◯ 岡田分科員 256ページです。都市計画マスタープラン策定支援業務委託213万4,000円についてお聞きしたいと思います。  令和4年度の事業内容についてお聞きします。 379 ◯ 梶浦分科会主査 まちづくり計画課長。 380 ◯ 小澤まちづくり計画課長 都市計画マスタープランの見直し作業を進めているところですが、現在は見直しの基本方針に基づき、市民の意見や策定委員会等での議論・検討を踏まえて、素案を作成してきておりまして、令和4年度につきまして引き続きそちらを完成させていきたいと考えてございます。その後に、市民意見公募などを行い、東京都協議や都市計画審議会、議会にも御報告させていただきながら、令和4年度末の公表に向けて取り組んでいきたいと考えてございます。 381 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 382 ◯ 岡田分科員 引き続き取り組んでいただきたいと思うんですが、この都市計画マスタープランは、法的な位置づけとしても、住民に最も近い立場にある市町村が創意工夫の下、住民の意見を反映しながら策定する計画という位置づけでありますので、ぜひ住民の意見を聴きながらということで、今話もありましたが、この間の住民の意見を聴く取組、それから、令和4年こういうことに取り組んでいくという辺りのことについてお聞きしたいと思います。 383 ◯ 梶浦分科会主査 まちづくり計画課長。 384 ◯ 小澤まちづくり計画課長 都市計画マスタープランの策定に当たりましては、これまでも市民の意見をお聴きするという機会で、オープンハウスを現在でも進めてございまして、令和4年度も併せて拠点別構想というテーマで、オープンハウスで市民の皆様のお声を聴きたいと思っております。  また、先ほど申し上げました素案ができたときには意見公募ということで、素案がまとまった段階でもそういった形で市民の意見を聴いてまいりたいと考えてございます。 385 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 386 ◯ 岡田分科員 ぜひ市民の皆さんの声を聴きながら進めていただきたいと思います。  最終的に策定時期など、策定に向けたスケジュールを確認しておきたいと思います。 387 ◯ 梶浦分科会主査 まちづくり計画課長。 388 ◯ 小澤まちづくり計画課長 策定スケジュールにつきましては、今、そういったことで拠点別構想というテーマで令和4年度を進め、それも踏まえ全体的な素案を策定しているところでございますので、一定の協議等を重ね、令和4年度末の完成を目指して取り組んでまいりたいと考えてございます。 389 ◯ 梶浦分科会主査 いいですか。 390 ◯ 岡田分科員 はい、結構です。 391 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。佐藤分科員。 392 ◯ 佐藤分科員 予算書の252ページ、市道1632号線舗装補修工事についてでありますが、この工事の内容について伺います。 393 ◯ 梶浦分科会主査 土木課長。 394 ◯ 石川土木課長 市道1632号線舗装補修工事につきましては、向陽台公園通りの向陽台三丁目バス停付近から城山通りとの交差点までの延長281メートルで施工いたします。現状の舗装面はわだち掘れや亀甲状のクラックが大量に発生しているなど舗装の劣化が顕著で、車両通行時の騒音や振動が大きくなっていることから、表層を5センチ切削し、耐久性の高い改質II型アスファルトで面積2,100平方メートルの舗装を打ち換えるものでございます。 395 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 396 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。  御答弁によりますと、市道1632号線舗装補修工事は、城山通りとその交差点までの、特に舗装の劣化が著しい区間とのことですが、その先についても舗装の劣化が見受けられますので、引き続き計画的に舗装補修工事を実施していただきたいと思います。  また、舗装補修工事については、市道1632号線のほか2路線が予算計上されており、大変評価いたします。引き続き道路など都市基盤施設の老朽化対策を行っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  意見です。 397 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。よろしいですか。  ほかに質疑・意見がありませんので、以上で質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。                                午後1時41分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午後1時54分 開議 398 ◯ 梶浦分科会主査 休憩前に引き続き分科会を開きます。  次に、日程6、第10号議案 令和4年度東京都稲城市一般会計予算の都市環境整備部の所管に関する部分から、日程8、第15号議案 令和4年度東京都稲城市下水道事業会計予算までの3件を一括議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑・意見のある方は挙手を願います。佐藤分科員。 399 ◯ 佐藤分科員 それでは、よろしくお願いいたします。  議案概要説明書19ページのプラスチック廃棄物の再資源化事業についてお聞きいたします。  予算総括質疑でも質問させていただきましたが、プラスチック廃棄物の分別方法について市民に分かりやすい説明ができるよう、プラスチック類ごみ分別ガイドブックを作成するとの御答弁でした。市民に分かりやすいプラスチック類ごみ分別ガイドブックの作成は、市民の皆様にプラスチック廃棄物の分別に御協力いただく上で必要なことであると思います。具体的にこのプラスチック類ごみ分別ガイドブックはどのように作成されるのか伺います。 400 ◯ 梶浦分科会主査 生活環境課長。 401 ◯ 中島生活環境課長 プラスチック類ごみ分別ガイドブックの作成につきましては、国やプラスチック廃棄物の再資源化事業を先行して実施している自治体の例を参考にするほか、稲城市廃棄物減量等推進審議会などの御意見も踏まえ、市民にとって分かりやすい内容となるよう検討してまいりたいと考えております。  なお、このガイドブックは市民への説明会などでも活用し、丁寧な周知啓発に努めてまいります。 402 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 403 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。  プラスチックごみ問題、いわゆるプラごみ問題は、今、国際社会共通の課題であります。課題解決の一つの方途はプラごみの排出量の削減であります。公明党は使い捨てプラスチックの排出量を2030年までに25%削減するよう政府に提言しています。  それでは、再質問させていただきます。プラスチック廃棄物の再資源化は市民に協力してもらうことが不可欠であります。丁寧な周知啓発に努めていただけるとのことですが、市民への説明会はどのように想定されているのか伺います。 404 ◯ 梶浦分科会主査 生活環境課長。 405 ◯ 中島生活環境課長 市民への説明会につきましては、作成いたしましたプラスチック類ごみ分別ガイドブックを活用しまして、自治会や廃棄物減量等推進員の御協力をいただきながら、連携し、自治会単位等での説明会を実施してまいりたいと考えているところです。 406 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 407 ◯ 佐藤分科員 市民の皆様に御協力をいただく大切な事業です。御家庭での環境学習のきっかけにもつながるよう、子供たちにも目で見て納得してもらえるよう、実際の容器などを持参した、分かりやすく丁寧な説明会を実施していただけることに期待いたします。  意見です。 408 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。岡田分科員。 409 ◯ 岡田分科員 区画整理特別会計から私は先にお聞きしたいと思うんですが、72ページの市施行4地区の区画整理事業ということで、毎回確認させていただいていますが、非常に長期にわたる事業ということで、この4地区の土地区画整理事業について、建物移転の棟数ベースでの進捗率、この全体の総額、各地区の残事業費に占める一般会計の繰入額、確認したいと思います。 410 ◯ 梶浦分科会主査 区画整理課長。 411 ◯ 吉屋区画整理課長 公共施行4地区の令和3年度末現在の建物移転棟数ベースでの進捗状況につきましては、榎戸地区が約90.7%、矢野口駅周辺地区が約50.9%、稲城長沼駅周辺地区が約51.8%、南多摩駅周辺地区が約76.6%となっております。  また、公共施行4地区の全体事業費の総額につきましては約847億円で、各地区の残事業費につきましては、榎戸地区が約36億円、矢野口駅周辺地区が約133億円、稲城長沼駅周辺地区が約69億円、南多摩駅周辺が約26億円で、このうち特定財源等を除く一般会計からの繰入額は約107億円を予定しております。 412 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 413 ◯ 岡田分科員 今、答弁いただきましたとおりで、市施行の4地区の区画整理事業も、この間の南多摩駅の区画整理で質問しましたが、30年を超えて非常に長期化してきているという状況で、その中でもまだ移転できていない、30年経過して移転できていない権利者の方々もまだまだいらっしゃるということで、引き続きこの権利者への丁寧な説明、理解と納得を得ながら進めていくという取組をお願いしたいと思います。そのことについてお聞きします。 414 ◯ 梶浦分科会主査 区画整理課長。 415 ◯ 吉屋区画整理課長 区画整理事業の権利者への取組につきましては、市では、将来に向けて誰もが安全で安心して暮らせ、活力あるまちづくりの実現に向けて事業に取り組んでいるところでございます。土地区画整理事業を進めるに当たりましては、何よりも地域の皆様方の御理解と御協力が不可欠であると考えておりますので、引き続き権利者の方お一人お一人に対して真摯な対応に努めるとともに、今後の事業の進め方につきましても分かりやすく丁寧な説明をし、地域の皆様の御理解と御協力を得ながら事業を進めてまいりたいと考えております。 416 ◯ 岡田分科員 結構です。 417 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。武田分科員。 418 ◯ 武田分科員 そうしましたら、私からは予算書の42ページ、ごみ処理手数料について伺います。
     プラスチック廃棄物用の再資源化事業につきましては、指定収集袋を作成し、現状の可燃ごみ・不燃ごみの指定収集袋から減額での積算をされたと認識しております。また、廃棄物減量等推進審議会においては令和3年度から検討を始めていただいているということでありましたが、この指定収集袋の作成についてはどのような御意見があったのか伺いたいと思います。 419 ◯ 梶浦分科会主査 生活環境課長。 420 ◯ 中島生活環境課長 指定収集袋の作成について稲城市廃棄物減量等推進審議会で出た御意見は、既に分別収集を開始している自治体の事例を参考にしながら、本市でも早急に事業を開始すべきであるといった御意見や、事業開始には市民への周知啓発が重要である、料金は無料でなくて有料にすべき、動機づけとして初めは費用は半分でもよいのではないか、具体的な分別収集方法として、市で指定収集袋を作成し、戸別収集する方法や、既存の拠点回収場所を活用した分別収集をする方法、事業開始に向けて市民への動機づけや、他市の事業実施状況などを踏まえた料金設定が必要であるといった様々な御意見がございました。 421 ◯ 梶浦分科会主査 武田分科員。 422 ◯ 武田分科員 ありがとうございます。  本当に多様な御意見があったということでございます。  参考のために、既にプラスチック廃棄物の回収を行っている自治体での回収袋の作成の状況、回収袋の料金設定の状況について伺います。 423 ◯ 梶浦分科会主査 生活環境課長。 424 ◯ 中島生活環境課長 既にプラスチック廃棄物の回収を行っている自治体は、東京26市のうち23市でございます。  回収袋の作成状況、回収袋の料金設定の状況につきましては、回収袋を市が作成せず、無料で回収している市が9市、指定収集袋を市が作成し、料金設定を可燃ごみ・不燃ごみの指定収集袋と比べて減額している市が10市、可燃ごみ・不燃ごみの指定収集袋と同額の市が4市となっております。  以上です。 425 ◯ 梶浦分科会主査 武田分科員。 426 ◯ 武田分科員 それぞれ23市で実施されているところの状況が分かりました。  そこで、再々質問いたします。最終的には条例改正によりごみ処理手数料を決定していくとのことですが、条例の改正の時期についていつ頃をお考えか伺います。 427 ◯ 梶浦分科会主査 生活環境課長。 428 ◯ 中島生活環境課長 ごみ処理手数料の決定につきましては、他市の状況や稲城市廃棄物減量等推進審議会所管委員会である建設環境委員会での御意見も踏まえ、適切な時期に稲城市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の改正により、ごみ処理手数料を決定していくことを想定しております。 429 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。角田分科員。 430 ◯ 角田分科員 それでは、予算書78ページ、資源回収売却収入についてお聞きします。  予算額3,030万4,000円については、令和3年度予算額と比較して約2,000万円の増額となっていますが、総額の理由について伺います。 431 ◯ 梶浦分科会主査 生活環境課長。 432 ◯ 中島生活環境課長 資源回収売払収入について、令和3年度予算額と比較して約2,000万円の増額を見込んでいることにつきましては、雑誌・雑紙やアルミ缶・スチール缶などの売却単価の上昇に加えて、ペットボトルの売払収入について令和3年度では容器包装リサイクル品売払収入の予算科目としているものを、令和4年度より資源回収売却収入に切り替えたことが理由でございます。 433 ◯ 梶浦分科会主査 角田分科員。 434 ◯ 角田分科員 再質問です。ペットボトルの売却収入について、令和4年度より容器包装リサイクル品売払収入から資源回収売払収入に切り替えたという説明がありましたが、その理由について伺います。 435 ◯ 梶浦分科会主査 生活環境課長。 436 ◯ 中島生活環境課長 ペットボトルの売却収入について、令和4年度より容器包装リサイクル品売払収入から資源回収売却収入に切り替えた理由につきましては、令和3年度まではペットボトルを公益財団法人日本容器包装リサイクル協会に売却し、同協会が入札により決定したリサイクル業者に引渡しをしておりましたが、令和4年度より新たに「ボトルtoボトル」リサイクル事業を開始することから、サントリーグループとの協定締結に基づき、サントリーグループの指定するリサイクル業者に引き渡すため、ペットボトルの売却収入を他の資源物と同様に資源回収売却収入の予算科目とすることといたしております。 437 ◯ 梶浦分科会主査 角田分科員。 438 ◯ 角田分科員 では、再々質問です。令和4年度から開始される「ボトルtoボトル」リサイクル事業について、改めて目的と効果について伺います。 439 ◯ 梶浦分科会主査 生活環境課長。 440 ◯ 中島生活環境課長 「ボトルtoボトル」リサイクル事業の目的と効果といたしましては、使用済みペットボトルを再度ペットボトルにリサイクルする水平リサイクルに取り組むことを目的とし、効果につきましては、使用済みペットボトルからペットボトルへの再利用率をほぼ100%まで高めることが可能となり、ペットボトルが1回限りの利用ではなく、同じ材料を何度も資源循環させる水平リサイクルの実現が可能となるものでございます。  また、再生されたペットボトルを市内にありますサントリー多摩川工場で使用することで、ペットボトルの地産地消の実現が可能となることでございます。 441 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。佐藤分科員。 442 ◯ 佐藤分科員 それでは、議案概要説明書19ページの第三次稲城市一般廃棄物処理基本計画の策定について、関連する予算についてお伺いをさせていただきます。 443 ◯ 梶浦分科会主査 生活環境課長。 444 ◯ 中島生活環境課長 第三次稲城市一般廃棄物処理基本計画の策定に関する予算につきましては、一般廃棄物処理基本計画策定業務委託、ごみ組成分析委託、アンケート調査を実施するための郵便料を予算計上しております。  また、廃棄物減量等推進審議会を例年3回のところ5回開催する予定としており、第三次稲城市一般廃棄物処理基本計画の策定について廃棄物減量等推進審議会で御議論いただき、より実効性の高い計画書となるよう努めてまいりたいと考えているところでございます。 445 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 446 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。  廃棄物減量等推進審議会での実り多き審議に期待いたしております。  それでは、再質問ですが、第三次稲城市一般廃棄物処理基本計画の策定に向けて、一般廃棄物処理基本計画策定業務委託が予算計上されていますが、業務委託の内容について伺います。 447 ◯ 梶浦分科会主査 生活環境課長。 448 ◯ 中島生活環境課長 一般廃棄物処理基本計画策定業務委託の内容といたしましては、本市の現状分析をはじめ国や都の動向、他市との比較、ごみ組成分析委託の結果を基にした計画作成の基礎資料の作成業務、市民・事業者アンケート調査結果の分析業務などでございます。 449 ◯ 梶浦分科会主査 暫時休憩いたします。                                午後2時11分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午後2時11分 開議 450 ◯ 梶浦分科会主査 再開いたします。  佐藤分科員。 451 ◯ 佐藤分科員 ただいまの御答弁の中で市民・事業者へのアンケート調査結果の分析業務も予定されているということでございますが、アンケート調査はどのように予定されているのか伺います。 452 ◯ 梶浦分科会主査 生活環境課長。 453 ◯ 中島生活環境課長 アンケート調査につきましては、市民と事業者のごみに関する意識・行動を把握し、計画策定の基礎資料とすることを目的として、市のごみ処理施策についてアンケートを市内の一般家庭1,000世帯と事業者200社を無作為抽出し、郵送にて調査を実施する予定としております。 454 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。岡田分科員。 455 ◯ 岡田分科員 土地区画整理事業の特別会計ということで、74ページ、南山東部土地区画整理事業についてですが、5億8,200万円の補助金が計上されておりますが、まず、事業費の総額が幾らなのか、補助金の総額はどれぐらいなのか、確認しておきたいと思います。 456 ◯ 梶浦分科会主査 区画整理課長。 457 ◯ 吉屋区画整理課長 南山東部地区の事業費の総額につきましては約576億円、市の補助金の総額は約26億円でございます。 458 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 459 ◯ 岡田分科員 それでは、補助金が5億8,200万円計上されているということで、充当事業の内容についてお聞きしたいと思います。  それから、もう1点は、この補助金の支出額の財源の内訳がどのようになっているのか確認しておきたいと思います。 460 ◯ 梶浦分科会主査 区画整理課長。 461 ◯ 吉屋区画整理課長 南山東部地区の令和4年度の補助対象事業につきましては、地区南西部の道路築造工事及び擁壁工事、それから、地区北東部の道路築造工事等、地区南東部のランド・谷戸周辺の整地工事でございます。  それから、補助金支出額の財源の内訳につきましては、国費が1億9,400万円、都費が1億9,400万円、市費が1億9,400万円でございます。 462 ◯ 岡田分科員 結構です。 463 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。角田分科員。 464 ◯ 角田分科員 それでは、予算書258ページ、議案概要説明書15ページ、吉方公園改修整備に伴うワークショップ等に関する経費について、市では令和4年度に吉方公園の改修整備に伴い、新たにワークショップを組織し、検討を進めるとのことですが、そこで、新たに組織するワークショップの構成メンバーはどのような構成を考えているか伺います。 465 ◯ 梶浦分科会主査 緑と環境課長。 466 ◯ 渡辺緑と環境課長 ワークショップの構成につきましては、現在、詳細につきましては検討中でございますが、様々な方々からの御意見を伺いたいと考えてございまして、市職員のほか、吉方公園が所在しております周辺の市民の方々、あと、公募などを想定しております。 467 ◯ 梶浦分科会主査 角田分科員。 468 ◯ 角田分科員 今回初めて公園を整備するに当たり、様々な方々からの意見を伺うため、ワークショップを組織して検討を進めていくことになるわけですが、再質問です。ワークショップについてどのくらいの期間で検討を行っていくのか伺います。併せて回数についても伺います。 469 ◯ 梶浦分科会主査 緑と環境課長。 470 ◯ 渡辺緑と環境課長 まず初めに、検討を行う期間につきましては、令和6年から7年に公園整備の工事を行いたいと考えてございます。したがいまして、令和5年度中に設計を予定してございますので、令和4年度中につきましては基本的なコンセプトを決定してまいりたいと考えてございます。その後につきましても、必要に応じましてワークショップで御意見を伺いたいと考えてございます。  次に、ワークショップの開催数につきましては、令和4年度中につきましてはまだ具体的には決まってございませんけども、必要に応じまして数回程度開催してまいりたいと考えてございます。 471 ◯ 梶浦分科会主査 角田分科員。 472 ◯ 角田分科員 今後、他の公園の整備などにも生かしていけるような成果を残せるように期待しております。  以上です。これは意見です。 473 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。佐藤分科員。 474 ◯ 佐藤分科員 予算書28ページ、29ページの下水道事業収益の営業外収益のところでありますが、国庫補助金、それから、都補助金が令和3年度に比べ増額となっておりますが、使途と目的について伺います。 475 ◯ 梶浦分科会主査 下水道課長。 476 ◯ 伊藤下水道課長 財源の使途につきましては、支出の下水道事業費用の下水道施設点検調査委託費に充当するものでございます。  また、目的につきましては、下水道施設の計画的な維持管理、必要に応じ修繕及び改築を行うことで良好な下水道サービスを持続的に提供するための施設の点検を実施するものでございます。 477 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 478 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。  ただいまの御答弁にありました下水道施設点検調査委託の具体的な事業内容について伺います。 479 ◯ 梶浦分科会主査 下水道課長。 480 ◯ 伊藤下水道課長 下水道施設点検調査委託の具体的な内容につきましては、昭和50年代に組合施行で実施した平尾一丁目地内の土地区画整理事業区域の帰属を受けた公共下水道施設を中心に、248か所の汚水人孔内に専用のカメラを挿入し、蓋や人孔内及び本管内の状況を記録しながら点検を実施し、管の劣化状況や取付管の突き出し、樹木根侵入度合いなどを調査し、異常の有無を確認する作業となります。 481 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 482 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。  下水道施設の老朽化対策として、国費・都費を確保し、点検を行うことが分かりました。  令和4年度で2年目になると思いますが、適正な点検調査を行うことで下水道施設の状況を把握し、下水道施設の不具合発生を未然に防止するための対策を進め、安全で安心な下水道運営を引き続きお願いいたします。  意見です。 483 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。岡田分科員。 484 ◯ 岡田分科員 42ページのプラスチック廃棄物の再資源化の関係で、武田分科員からも質問がありました、ごみ指定収集袋の金額設定の関係で私も聞きたいと思います。  ごみ指定収集袋の金額設定の考え方については代表質問や総括質疑でも多くの議員さんも質問されてきました。基本的にその中での答弁で言いますと、地球環境負荷の軽減等を達成するために、少しでも多くのプラスチック廃棄物の再資源化を促進できるための動機づけとなることなどを勘案して、可燃ごみ・不燃ごみ指定収集袋の料金から減額して金額設定を考えたいという回答だったと思います。  先ほどの武田分科員の質問にも関連して私もお聞きしたいと思うんですが、私たちとしては家庭系のごみ、これは可燃も不燃も含めて基本的には税金で処理するということで、収集については無料というのが基本と考えてきたところでございます。  まず、質問ですが、具体的にお聞きすると、ごみ指定収集袋を1枚20リットルで、現在、稲城市は40円だと思うんですが、このプラスチック廃棄物のごみ指定収集袋を26市、実施している市の中で平均額でいうとどれぐらいなのか。それから、無料で実施している市というのはあるのかどうか確認したいと思います。 485 ◯ 梶浦分科会主査 生活環境課長。 486 ◯ 中島生活環境課長 ごみ指定収集袋のプラスチック廃棄物用の20リットルの指定収集袋1枚当たりの26市の平均額につきましては、指定収集袋を使用しております14市の平均額では令和3年度現在22.5円でございます。なお、無料の市につきましては9市でございます。 487 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 488 ◯ 岡田分科員 それでもう1点、再質問ですが、多摩川衛生組合を構成している府中市、それから、国立市で1枚20リットルでのプラスチック廃棄物用の指定収集袋代は幾らなのかお聞きしたいと思います。 489 ◯ 梶浦分科会主査 生活環境課長。 490 ◯ 中島生活環境課長 府中市・国立市のプラスチック廃棄物用の20リットルの指定収集袋1枚の額につきましては、令和3年度現在、それぞれの市の可燃ごみ・不燃ごみの指定収集袋の料金は40円でございます。その半額の20円がプラスチック廃棄物用の袋の値段でございます。 491 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。
    492 ◯ 岡田分科員 多摩川衛生組合の、一緒にやっている府中・国立は20円ということでした。26市で見ると無料の市もあるという状況ですので、この事業の目的である地球環境負荷の軽減を実現していくという視点での動機づけ、そして、なるべく市民の負担を少なくしながら進めていけるようにぜひ検討していっていただきたいと思います。  これは意見です。 493 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。佐藤分科員。 494 ◯ 佐藤分科員 下水道事業の予算書30ページ、31ページのところで下水道事業費用の汚水管渠費、雨水管渠費のそれぞれの修繕費の内訳についてお伺いいたします。 495 ◯ 梶浦分科会主査 下水道課長。 496 ◯ 伊藤下水道課長 下水道事業費用のそれぞれの修繕費の内訳につきましては、1、汚水管渠費の修繕費では、人孔内の点検に必要な有毒ガス検知器・センサー機器の定期点検をはじめ、都道など補修工事に伴う人孔嵩高調整や平尾一丁目地内の旧式マンホール蓋の取替えと舗装修繕、緊急用修繕として人孔周辺の舗装補修費など、また、排水ポンプ施設では、マンホールポンプ修繕としてポンプ設備の部品交換などを予定しております。  2、雨水管渠費の修繕費では、都道等補修工事に伴う人孔嵩高調整や市道の人孔周辺などの舗装修繕、また、緊急用修繕などの舗装復旧費を見込むものと、あと、長峰地区内の道路を横断している遮水渠改修工事を予定しております。 497 ◯ 梶浦分科会主査 暫時休憩いたします。                                午後2時26分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午後2時26分 開議 498 ◯ 梶浦分科会主査 再開いたします。  佐藤分科員。 499 ◯ 佐藤分科員 詳細にありがとうございます。  下水道事業の汚水・雨水管渠費の修繕費の内訳について確認ができました。  そこで、多摩ニュータウン地区内などの都道や市道上にある汚水・雨水人孔などのマンホール周辺の舗装に亀裂がある箇所も見受けられますが、公共下水道の施設の管理についてどのように取り組んでいくのかお伺いさせていただきます。 500 ◯ 梶浦分科会主査 下水道課長。 501 ◯ 伊藤下水道課長 公共下水道のマンホールなどを含め、施設の管理につきましては、市民からの情報や職員が適時パトロールを実施しているところでございます。  その中で、マンホール周りの舗装が傷んでいる箇所などにつきましては、適時確認を行い、職員による簡易舗装を施したり、必要があれば舗装の補修等の工事を道路管理者と協議を行い実施している状況でございます。 502 ◯ 梶浦分科会主査 佐藤分科員。 503 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。  市民の方からの情報や職員の方のパトロールで状況を確認し、職員の方自ら軽微な舗装の補修を実施していただけていることや、人孔回りの補修修繕工事を実施していることが分かりました。  近年とりわけ都道の尾根幹線は、自動車、自転車、ロードバイクをはじめ交通量が増えてきていると思いますので、引き続き施設の維持補修を実施し、施設の維持管理に努めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  意見です。 504 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。岡田分科員。 505 ◯ 岡田分科員 40ページなんですが、駐車場使用料、これは公園の駐車場使用料ということで5,375万円の歳入を見込んでいると、使用料を見込んでいるということになっていると思います。260ページでは公園等維持管理事業の駐車場管理委託ということで2,125万2,000円になっていると思います。この公園の駐車場の使用料の関係で、収支を駐車場管理委託との関係で計算しますと、予算上は3,000万円近い収益が出るという計算になると思うんですが、これは数年、何年か聞いてきているところですが、なるべく多くの市民が利用しやすいように、無料時間を延長するとか、値下げをするとか、市民に還元してはどうかというお話も提案してきたところですが、その辺どのような認識かお聞きしたいと思います。 506 ◯ 梶浦分科会主査 緑と環境課長。 507 ◯ 渡辺緑と環境課長 今の御質問、駐車場の使用料の関係だと思いますけども、使用料ですとか、改正につきましては、今後必要な時期に見直すということになっておると思いますので、そういった時期にまた改定が必要であれば、改定の検討をしてまいりたいと思います。 508 ◯ 梶浦分科会主査 暫時休憩いたします。                                午後2時31分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午後2時32分 開議 509 ◯ 梶浦分科会主査 再開いたします。  緑と環境課長。 510 ◯ 渡辺緑と環境課長 貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。  先ほど私で検討するという答弁だったんですけども、こちらを訂正させていただきます。使用料・手数料につきましては適正であるということで考えてございます。 511 ◯ 梶浦分科会主査 暫時休憩いたします。                                午後2時33分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午後2時33分 開議 512 ◯ 梶浦分科会主査 再開いたします。  都市環境整備部長。 513 ◯ 八木原都市環境整備部長 ただいまの公園駐車場の使用料の話でございますけども、使用料につきましては、一度基金に積み立てまして、今後の駐車場の改修費用、公園の改修費用等に充てるということでストックしていくと考えております。今現在の駐車場使用料は適正な価格であると考えているところでございます。 514 ◯ 梶浦分科会主査 岡田分科員。 515 ◯ 岡田分科員 経過的にもお話ししていますが、毎年収支が3,000万近くずつ、その収支を上げることが駐車場使用料の目的ではないと思いますので、もちろん今後基金にためていく、基金として利用を考えていくというお話はあると思うんですが、適正な形で市民の皆さんにもこの部分を、公園なんか散歩したりすると、「1時間よりもう少しあるといいね」というのはあると思うんですよね。市民に還元することも今後検討していっていただきたいと私は思っております。  意見です。 516 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに。よろしいですか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 517 ◯ 梶浦分科会主査 ほかに質疑・意見がありませんので、以上で質疑を終結いたします。  以上で、本分科会の審査は全て終了いたしました。  お諮りいたします。本分科会の審査経過報告については、主査に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 518 ◯ 梶浦分科会主査 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。  以上で、予算特別委員会建設環境分科会を散会いたします。お疲れさまでした。                                午後2時36分 散会  以上のとおり会議の次第を記録し、これを証す るため署名する。   予算特別委員会建設環境分科会主査                 梶浦 みさこ Copyright © Inagi City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...